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更新日:令和2(2020)年8月26日
ページ番号:314825
(きゅうときたけじゅうたく)
県指定有形文化財(建造物)
平成17年3月29日
習志野市実籾2-24-1実籾本郷公園内(習志野市)
旧鴇田家住宅は、もとは400mほど離れた東金街道沿いの実籾村に建てられていた。鴇田家は江戸時代には名主を代々務めた旧家で、伝えられていた「大工手間日記」と住宅に残された「大工出面書留板」から、享保13年に棟上げされことが分かる。
平成10年から12年度に解体移築工事が行われ、建築後に改変された部分がほぼ建築当初の状態に復元された。
軒は主体部南側の正面3間・南側面・背面3間を垂木軒、主体部の正面3間半と突出部の南側面・正面・北側面1間をせがい造りとする。柱は礎石立ちで、一面に面皮柱が混ざるが大半は切面を取った柱とし、床上部は開口部が多く開放的である。
本住宅は大規模で、県下の民家としては珍しい曲屋形式である。襖も建築当初のものであり、墨書により製作年代が記されている。質が良く、建築年代を明らかにした記録が残されていることは極めて珍しく貴重である。
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