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更新日:令和5(2023)年12月14日
ページ番号:315495
(おおやまでらふどうどう)
県指定有形文化財(建造物)
平成7年3月14日
鴨川市平塚1718ー1(高蔵神社)
奈良時代に良弁僧正が開山したという大山寺は、高倉山の中腹にあり、境内からは、長狭平野や鴨川市街が一望できる。不動堂は方5間の密教堂で、入母屋造り、銅板葺。堂内には厨子、棟札、良弁僧正が神奈川県の大山寺の不動明王像と同木で作ったと伝えられる県指定の木造不動明王坐像及び両脇侍立像などがある。建築年代は棟礼から江戸時代末期の享和2年(1802)と推定され、建物自体は江戸時代中期の建築様式を忠実に伝えている。
向拝の彫刻は、波の伊八と称された武志伊八郎信由の作品で、躍動感のある龍の彫刻が際だっている。彫刻の銘文は享和三年亥九月吉日(1803)とあり、不動堂の建築年代を知る手がかりとなる。
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