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更新日:令和5(2023)年4月6日
ページ番号:314729
(ぎょうがんじきゅうしょいん)
県指定有形文化財(建造物)
平成7年3月14日
いすみ市荻原2136(行元寺)
行元寺第37世栄長の書院として、文化6年(1809)に竣工したもので、大正元年(1912)に現在の地に曳屋して客殿としたもの。規模は、桁行15.5m、梁間9.55m寄棟造の茅葺で、座敷の周囲を廊下が取り巻いている。東南隅の正面に式台付きの外玄関、側面に踏み込み土間の内玄関を設けている。座敷は、前後の2列に分け、桁行き方向(東西)3列に区画した6間取りで、いずれも畳敷き、棹縁天井である。前列の各部屋境の間仕切りは杉戸である。後列西端の室は最も格式が高く、北側に床と棚を備えている。西端前後の部屋境と東側の部屋境の内法上には、波の彫刻で有名な江戸末期の彫刻師武志伊八郎の彫刻入り欄間が組み込まれている。
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