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更新日:令和2(2020)年10月7日

ページ番号:315414

めがね橋

(めがねばし)

めがね橋

種別

県指定有形文化財(建造物)

指定日

平成元年3月10日

所在地(所有者)

南房総市白浜町滝口地先(南房総市)

概要

長尾川の河口近くに、明治21年(1888)に地元の寄付により作られた石積みの三重橋。昭和52年(1977)の修理により一部石材が取り替えられ、改変されたが、竣工時の規模、形状をよく残している。延長28.3m(橋台まで含めると約34m)、幅員4mで、径間7mのアーチを3基連ねた石積みアーチ工法で作られている。両岸には石積みの橋台を備え、現在は取り替えられているが、もともとは装飾のついた鉄製の手すりがつけられていた。橋のたもとの石は静岡県伊豆から運び、橋の本体の石は近くの海岸から切り出したもので、地元の石なら塩害に強いと選ばれた。意匠的にも優れた県下でも数少ない石造橋梁である。

お問い合わせ

所属課室:教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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