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更新日:令和2(2020)年5月23日
ページ番号:314976
(しょうりんじほんどう)
県指定有形文化財(建造物)
昭和57年4月6日
佐倉市弥勒町93-1(松林寺)
松林寺本堂は、佐倉藩主で江戸幕府の大老も勤めた土井利勝により、17世紀前半(慶長~寛永中頃)に観音堂として創建されたものである。間口3間、奥行4間の規模で、桟瓦葺寄棟造屋根の建物であるが、昭和37年(1962)までは本瓦葺であった。
簡素かつ端正な造りで、従来のこの地方に見られない特徴を示しており、地元の工匠による建物ではないと推測される。間取りは後世の変更が見られるが、柱、組物、中備、垂木、隅木、須弥壇などの主要部分は当初の材が残されている。
近世当初の城下町形成期において、大名によって建てられた寺院建築として、関東地方でもあまり類例が見られない。
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