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更新日:令和2(2020)年4月15日
ページ番号:315445
(たぢからおじんじゃほんでん)
県指定有形文化財(建造物)
昭和55年2月22日
館山市大井1129(手力雄神社院)
神社の創建は養老2年(718)と伝えられ、社殿の形式は三間社流れ造。元は柿葺だったが、現在は桧皮葺である。柱などの軸部は朱塗、彫刻は極彩色で、彩りよく仕上げている。向拝の虹梁や蟇股、木鼻彫刻、脇障子や妻飾などは江戸時代中期の特色を示しているが、身舎の組物、蟇股、垂木の反り、手挟の先端や通肘木の地紋彫などは桃山時代の特色を示し、二つの装飾技法が入りまじった独特の雰囲気を出している。その経緯は、現存する棟札から、天正12年(1584)の造営と、元禄16年(1703)の地震による破損を宝永6年(1709)を修理したことによる。
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