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更新日:令和5(2023)年4月6日
ページ番号:315444
(だいがんいんしめんせきとう)
県指定有形文化財(建造物)
昭和44年4月18日
館山市大網398(大巌院)
大巌院の山門を入った左手に建ち、総高2.19m、玄武岩で作られている。その4面すべてに刻字されていることから四面石塔と呼ばれる。四面石塔は県内では類例が少なく、なかでもこの石塔は、四面に「南無阿弥陀仏」の6字を、日本漢字、印度梵字、中国篆字、ハングルの4か国語で刻んでいるのが特色である。梵語で刻まれた「南無阿弥陀仏」の右側には施主の山村茂兵が建誉超西信士及び栄寿信女の逆修(生前供養)のため寄進したことが、左側には元和10年(1624)3月14日に房州山下大網村の大厳院檀蓮社雄誉が書き誌したことが刻まれていることから建立の時期がわかる。昭和60年(1985)3月、基檀上に備えられている石製水向が附として追加指定された。
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