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更新日:令和2(2020)年10月1日

ページ番号:315496

清澄寺石幢(応永三十一年在銘)

(せいちょうじせきどう)

清澄寺石幢

種別

県指定有形文化財(建造物)

指定日

昭和40年4月27日

所在地(所有者)

鴨川市清澄322-1(清澄寺)

概要

幢とは、仏堂内を飾る幡を六または八角形に組み合わせたもので、石製の場合「石幢」と呼ばれる。中国を起源とし、日本では鎌倉時代頃から盛んに作られるようになり、幡身に仏像や梵字を刻んだ例が多数見られる。この石幢は八角形で、総高約2.08m。銘文から経典を納めたと思われるが、清澄寺では近年まで得度した僧の髪を納めていたことから髪塚と呼ばれている。幢身には蓮華文のみが刻まれ、仏像はみえない。基礎に彫られた複弁の反花と格狹間の彫りが良く残っており、室町時代の特徴をあらわしている。

お問い合わせ

所属課室:教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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