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更新日:平成29(2017)年10月23日

笠森寺自然林

(かさもりでらしぜんりん)

笠森寺自然林

種別

国指定天然記念物

指定日

昭和45年1月23日

所在地(所有者)

長生郡長南町笠森207他(笠森寺)

概要

笠森寺自然林は、重要文化財の周辺に広がる暖帯性常緑広葉樹林である。笠森寺は、延暦3年(784)に最澄により開かれたと伝えられており、「笠森寺観音堂」は重要文化財に指定されている。この自然林も延暦年間から禁伐林として木を切ることができない林であったと伝えられており、暖地の残存林として学問的にも非常に価値の高い林である。境内の周囲にはスギの巨木があり、その周辺にはスダジイやカシ類が主体となる常緑広葉樹林が広がる。スギ林も長い間保護されていたため、その下には常緑樹が多く生育し、自然林に近い林となっている。

常緑広葉樹林は高木層にはスダジイを主体とし、アカガシ、アラカシからなり、さらにサカキ、アラカシが混在する。低木層にはネズミモチ、ヒサカキ、イズセンリョウなどが茂っており、林床にはシダ植物が豊富で、コバノカナワラビ、ホソバカナワラビ、ヘラシダなどの群落が多く見られる。また、千葉県では生育地が極めて限られているイチイガシが生育することも、この森の自然性を物語っている。

観音堂へ向かう参道の両脇には巨木が見られ、幹の穴をくぐると子宝に恵まれるという「子授けの楠」、根本が癒着してしまった「三本杉」などの名木もある。

よくある質問

お問い合わせ

所属課室:教育庁 教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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