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更新日:令和2(2020)年10月1日
ページ番号:314954
(もとさくらじょうあと)
国指定史跡
平成10年9月11日
佐倉市大佐倉字宮下1568ほか(佐倉市ほか)・印旛郡酒々井町大字本佐倉字根古谷785-2ほか(酒々井町ほか)
本佐倉城跡は印旛沼の南岸の台地上に所在する。城跡の範囲は東西約700m、南北約850m、総面積約34万平方メートルと広大なもので、平成2年(1990)から平成6年(1994)にかけて酒々井町教育委員会により発掘調査が実施された結果、土塁や空堀といった地上遺構や地下に埋まっている遺構の保存状態が非常に良好であることが判明した。
この城は、10の郭(くるわ)により構成されている。内郭群は7つの郭より構成され、このうち城山、奥ノ山、倉跡と呼ばれる郭がこの城の中心部であったと考えられる。
本佐倉城は、戦国時代の文明年間(1469~1487)に千葉輔胤(すけたね)によって築城されたと考えられている。また、16世紀前半には、大規模な城の改変や拡張が行われたことが発掘調査の結果判明している。この時期は、北条氏が千葉氏を完全に掌握した時期に当たり、北条氏が直接この城の改変や拡張を行ったことが記録に残っている。現在に残る遺構群や城が完成したのはこの時期とされている。
天正18年(1590)に豊臣秀吉に滅ぼされるまでの100年余りの間、9代にわたり千葉宗家の本拠地として栄えていました。
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