ここから本文です。
ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化財 > 市町村別の国・県指定および国登録文化財 > 京葉エリアの市 > 千葉市の国・県指定および国登録文化財 > 加曽利貝塚
更新日:令和5(2023)年4月14日
ページ番号:314888
(かそりかいづか)
国指定特別史跡
昭和46年3月22日
平成29年10月13日(特別指定)
千葉市若葉区桜木2丁目81番1ほか
千葉県の東京湾岸は、全国一の貝塚密集地帯として知られているが、なかでも加曽利貝塚は、直径約140mで環状の北貝塚と、長軸約190mで馬蹄形の南貝塚という連接した貝塚からなり、全体としては日本で最大の規模を有する貝塚である。加曽利貝塚には、今から約7,000年前から約2,500年前までの生活の痕跡があるが、巨大な貝塚は、縄文時代中頃の約5,000年前から縄文時代の終わり頃にかけての約2,000年の間に残されたものである。
加曽利貝塚は日本の縄文時代研究にとっても重要な意味をもっており、昭和46年(1971)に国の史跡に指定された。貝塚は巨大なタイムカプセルで、食糧としたり、道具として利用した魚の骨・動物の骨・植物の残骸など、さらには葬られた人の骨が貝によって守られ、縄文時代の膨大な情報を遺している。
現在は広大な史跡公園となっており、縄文時代のムラの様子を思わせる復元住居群や捨てられた貝殻の様子を観察できる貝層断面、さらには加曽利貝塚博物館などで縄文時代の生活に触れることができる。
北貝塚貝層断面
北貝塚住居跡(遺構保存施設)
関連リンク
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください