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更新日:令和6(2024)年2月8日
ページ番号:315024
(もくぞうふどうみょうおう・にどうじぞう)
重要文化財(彫刻)
昭和39年5月26日
成田市成田1-1(新勝寺)
像高は中尊の不動明王像が1.32m、二童子像が1.16mと61.4cmである。
成田不動尊の本尊像である。寄木造である。眼は玉眼で、顔、体躯とも引き締まった力強い表現がみられ、左肩から右脇腹への条帛や腰から下の裳のひだを美しく刻んでいる。広く張った膝に安定感があり、堂々たる坐像である。関東地方における鎌倉時代後期の優品の一つで、手先や裳先まですこぶる保存のよい大作である。
二童子共玉眼で、中尊とはほぼ同じ頃の作と考えられているが向って右の矜羯羅(こんがら)童子は、彫法にやや作風の違いがみられるので別作のものを配置したとも考えられる。
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