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更新日:令和2(2020)年5月2日
ページ番号:315014
(しんしょうじしゃかどう)
重要文化財(建造物)
昭和55年5月31日
成田市成田1(新勝寺)
安政5年(1858)に3代目の本堂として建立され、昭和43年(1968)に今の大本堂が出来上がるまでの110年間、本堂として今の大本堂のやや前方の位置にあり、大本堂の建設に伴い現在の場所に移築された。
桁行5間、梁間5間の五間堂である。屋根は、入母屋造の瓦棒銅板葺で、正面は千鳥破風と1間の軒唐破風付き向拝を設け、荘厳さを加えている。柱や組物はケヤキ材を使い、組物は三手先で、軒は二軒の繁垂木である。
堂内には釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩、千手観世音菩薩、弥勒菩薩が安置されている。堂の周囲には、仏師松本良山が彫った、五百羅漢や、12枚の扉に島村俊表が彫った中国の二十四孝という親孝行物語の彫刻がはめこまれ、向拝や内部の欄間にも彫刻を入れるなど江戸時代後期の特色をいかんなく発揮している。
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