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更新日:令和5(2023)年7月13日
ページ番号:315066
(えいふくじやくしどう)
重要文化財(建造物)
昭和29年9月17日
印西市角田2(栄福寺)
栄福寺は行基による開基と伝えられるが、その沿革は明らかではなく、今も熊野神社と同じ境内に共存し、かつては神仏習合の形態として、篤く信仰されていたことがうかがえる。
正面側面ともに3間の堂で、屋根は茅葺寄棟造である。正面階段部分の向拝(ごはい)は、江戸時代中期に設けられたものである。正面には桟唐戸が備えられ、側面の前1間は舞良戸(まいらど)、中の間は板戸、その他は縦板壁となっている。外陣は、鏡天井に極彩色で天女図を描き、内陣は来迎柱を立て、その前に極彩色で飾った須弥壇を設ける。
印西市小倉の宝珠院観音堂と構造形式が似ていることでも知られている。
なお、棟札に「寛正七年(1466)六月柱立、応仁三年(1469)霜月上棟、文明四年(1472)二月二十三日成就」と墨書銘があり、建立年代の明確な県下最古の建造物である。
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