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更新日:令和4(2022)年1月4日

ページ番号:315407

石堂寺本堂

(いしどうじほんどう)

石堂寺本堂

種別

重要文化財(建造物)

指定日

大正5年5月24日

所在地(所有者)

南房総市石堂302(石堂寺)

概要

堂寺は石塔寺とも呼ばれ、中世には、地元の有力豪族丸氏の助力でたいへん栄えた寺であったといわれる。堂は、禅宗様式を主とした折衷様式で、正面3間、側面4間で、屋根は茅葺形銅板葺の寄棟造。周囲には回縁をめぐらし、規模のわりに太い柱に太い梁が使用され重量感がある。
伝では長享元年(1487)の火災により全山焼失し、その後再建にかかり大永5年(1525)に現在の形になったといわれている。昭和45・46年(1970・1971)の旧本堂厨子の修理で、墨書により厨子の造立が永正10年(1513)であることが判明しており、建築様式から見ても、本堂の建立年代についてはこの頃であると考えられる。

お問い合わせ

所属課室:教育振興部文化財課指定文化財班

電話番号:043-223-4082

ファックス番号:043-221-8126

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