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更新日:令和7(2025)年1月23日
ページ番号:315407
(いしどうじほんどう)
重要文化財(建造物)
大正5年5月24日
南房総市石堂302(石堂寺)
石堂寺は石塔寺とも呼ばれ、中世には、地元の有力豪族丸氏の助力でたいへん栄えた寺であったといわれる。堂は、禅宗様式を主とした折衷様式で、正面3間、側面4間で、屋根は茅葺形銅板葺の寄棟造。周囲には回縁をめぐらし、規模のわりに太い柱に太い梁が使用され重量感がある。
寺伝では長享元年(1487)の火災により全山焼失し、その後再建にかかり大永5年(1525)に現在の形になったといわれている。昭和45・46年(1970・1971)の旧本堂厨子の修理で、墨書により厨子の造立が永正10年(1513)であることが判明しており、建築様式から見ても、本堂の建立年代についてはこの頃であると考えられる。
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