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更新日:令和4(2022)年1月4日
ページ番号:315403
(いしどうじやくしどう)
重要文化財(建造物)
昭和43年4月25日
南房総市石堂302(石堂寺)
石堂寺に付属する仏堂として、丸山町石堂原にあったものを昭和45・46年(1970・1971)に移築復原したもの。比較的小規模な方三間の仏堂で、内部には柱を建てず、前後に大虹梁を2本渡し、その上に大瓶束を2本ずつたて、中央方一間に鏡天井を張る構造。組物は側回りを三斗組、内陣回りを出組とし、柱頭部に粽をつけ頭貫及び台輪に木鼻をつけるなど禅宗様の手法が用いられている。寺伝では文明19年(1487)の火災後に仮本堂としていたものを丸山町石堂原に移して薬師堂としたとされていたが、昭和45・46年の移築復原の際に行われた解体修理で、墨書が発見され、建立年代は天正3年(1575)であることが判明した。棟札により宝暦5年(1755)、文化13年(1816)及び明治年間に修理したことがわかる。
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