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成田空港「エアポートシティ」構想の公表について

発表日：令和7年6月12日

NRTエリアデザインセンター　

（千葉県総合企画部成田空港政策課・成田国際空港株式会社）

本構想は、成田空港内外の一体的発展に向けた「議論の出発点」であり、地域を含めた様々なステークホルダーがそれぞれの立場で主体的に関わり協力しながら、具体的な施策の立案や事業の具現化につなげていくことを目指します。

成田空港「エアポートシティ」構想の内容

• 成田空港「エアポートシティ」構想（概要）（PDF：645.4KB）
• 成田空港「エアポートシティ」構想（本編）（PDF：4,898.4KB）

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成田空港「エアポートシティ」構想のポイント

本構想で目指すビジョン

“誰もが輝き、世界と響き合うフラッグシップ・エアポートシティ”

コンセプト

• 成田空港の国際競争力獲得、日本の成長戦略を牽引する重要な国家プロジェクト
• 世界の活力を取り込み、我が国・成田空港・周辺地域が本来有するポテンシャルを最大限に発揮
• 世界をリードするモデル都市圏への変貌

目指すべき姿

• 世界で日本を輝かせ続けるフラッグシップ・エアポートシティへ
• 次世代産業育成・DX活用等による活力創出
• 国際産業拠点形成、日本で最も国際的なまち＝未来志向型エアポートシティ
• 空港地域固有のアイデンティティ・景観形成

ビジョン実現に必要な3つの観点

1. 多様な主体による革新的な取組
2. 起爆剤としての資本投入、多様な民間投資の継続的な誘発
3. 必要に応じた規制緩和と制度導入

ビジョン実現のためのアプローチ

産業・イノベーション

• 世界水準の航空・先端産業クラスター形成
• 医療・農業・観光の国際拠点化
• 物流の効率化・高度化
• 規制緩和・制度導入

ウェルビーイング

• 空港と高度産業を支える人材育成・集積
• 選ばれる魅力的な居住エリア・景観・コミュニティ形成
• 里山・田園・海・川と共生する新たなライフスタイル
• グローバルで高質な教育環境整備

交通・モビリティ

• 複合的な広域幹線道路ネットワーク整備
• 鉄道アクセスの充実
• 周辺のまちづくりを踏まえた効率的な地域公共交通の実現

ダイバーシティ・サステナビリティ

• 誰もがその人らしく生きる・分かり合える地域社会の実現
• 空港と地域で環境に配慮した統合的取組を推進
• 空港を核とした防災拠点の確立

ゾーニング

• 空港を中心とした広域経済圏の創出
• 成田空港周辺を5つのエリアに分け、それらが連動して世界をリードする空港都市圏を形成、空港至近のエリアは、4つのゾーンで高アクセスと好立地を活かし国際的な産業・物流拠点を形成
• 併せて空港と周辺地域が有機的に連携した産業・居住・観光拠点を形成

ロードマップ

• 構想実現に向け、様々な関係者・ステークホルダーの存在と合意形成を前提に、空港拡張、各種開発、インフラ整備、法制度、各種サービスの展開等を中長期的な計画性をもって推進
• 構想実現にむけて、(1)構想期、(2)実行期、(3)展開期、(4)定着・持続期の4段階のフェーズを設定

推進体制

• 各ステークホルダーが積極的に参画し、有機的に協働・連携する推進体制を構築
• NRTエリアデザインセンターは関係者間の「結節点」として、対外調整・協力促進や構想の周知・広報、マッチング支援等を実施、産官学の連携・協力の下で本構想の実現に向けて取り組む。

※本構想は、成田空港内外の一体的発展に向けた「議論の出発点」であり、地域を含めた様々なステークホルダーがそれぞれの立場で主体的に関わり協力しながら、具体的な施策の立案や事業の具現化につなげていくことを目指す。
※今後、国際情勢や国の政策、関係者の意向・動向等を踏まえて、必要に応じて構想のアップデートを行う予定。

参考資料

報道発表資料（PDF：670.9KB）

報道発表用記事