ここから本文です。

更新日:令和6(2024)年9月6日

ページ番号:696056

第3回東京湾沿岸海岸保全基本計画(内湾・内房)に係る検討会の開催結果について

1.開催年月日及び時間

 令和6年8月7日(水曜日)午後2時00分~午後3時30分

2.開催場所

 ホテルポートプラザちば 2階「ルビー」(WEB併用)

3.出席者

出席者名簿(PDF:121.2KB)

4.配布資料

5.議事及び主な質疑

議事(1)第2回検討会での意見及び対応

 質疑なし

議事(2)津波に対する防護高

(A委員)

  • 津波が来襲してくる方向は一定なのか。

 

(委員長)

  • 津波を生じる断層の位置はある程度推定することができるため、津波が来襲する方向はおおよそ決めることができる。
  • 東京湾外の断層の場合は、東京湾口から津波が進行してくる。東京湾内の断層の場合は水深が浅いので津波エネルギーは小さいから、大きな津波は東京湾外の断層によって発生するということになるだろう。

議事(3)高潮・波浪と津波に対する防護高の目安

(B委員)

  • 九十九里を含む千葉東沿岸でも防護高が高い検討結果になっている。東京湾側では構造形式の変更は考えているか。

 

(事務局)

  • 施設構造については背後の自治体や状況に応じて決めていく。計画変更の有無については、今後の具体の検討の中で決まっていく。

 

(委員長)

  • 計算上では、打上高が高くなるのは3分の1から2分の1の勾配の施設であり、1/100勾配のような緩傾斜の施設では打上高が下がる傾向が想定される。将来の構造形式は工夫しながら検討するのが良い。

 

(C委員)

  • 海とともに生きてきた地域であることを踏まえ、今度の数字が基準となり整備が進むのであれば、地域の理解を得ながら進める必要がある。海面上昇や気候変動による影響は、万人の心配事なので適切な情報共有を図ってほしい。

 

(事務局)

  • 意見を聞く場として、必要に応じて海岸づくり会議を開いていく。

 

(委員長)

  • 海岸は防護だけでないので、環境・利用も考慮して整備を進めてほしい。

議事(4)その他事項

(C委員)

  • 静岡県清水港の中心市街地地区に無堤地区がある。この度、防潮堤建設を踏まえた上で、利用・環境を考慮した整備(港湾緑地等)を地域住民、企業、商業施設他と行政が一緒に話し合いを重ねながら、居心地のよい、快適な緑地広場が整備された。多くの皆の協力により、新たな交流・観光スポットになる工夫ができるので、地元も積極的に取り組むことがよいと思う。

 

お問い合わせ

所属課室:県土整備部港湾課企画班

電話番号:043-223-3843

ファックス番号:043-227-0928

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?