第4回東京湾沿岸海岸保全基本計画(内湾・内房)に係る検討会の開催結果について
1.開催年月日及び時間
令和6年12月19日(木曜日)午後3時から午後4時
2.開催場所
ホテルポートプラザちば 2階「パール」(WEB併用)
3.出席者
出席者名簿(PDF:126.3KB)
4.配布資料
5.議事及び主な質疑
議事(1)第3回検討会での意見及び対応
質疑なし
議事(2)東京湾沿岸海岸保全基本計画のとりまとめについて
(A委員)
- 例えば沖合施設の整備等、東京湾の他自治体(東京都、神奈川県)と調整を要するケースが出てくる。また、千葉県では深堀跡地(沖合の土砂採取箇所)をどう修復していくかという課題もある。高潮対策だけでなく、環境的側面や社会的側面も複雑に絡んでいる。これらをどう進めていくか。
(事務局)
- 整備にあたっては、環境・利用面についても東京湾一帯で考えていく必要があり、歩調を合わせて取り組みたい。
(B委員)
- 気候変動の不確実性の中で取組を進めるため、多くの皆様に情報共有して参画いただきたい。施設の耐用年数に合わせて整備するということだが、各施設の耐用年数は様々であり、喫緊の課題となる可能性もある。また、人口増減に伴う沿岸域の利用変化を捉えて、検討していく必要があり、課題共有を図るプロセスを通じ、千葉県が健やかに元気よく地域振興が図れるような取組に向けた計画であってほしい。
(事務局)
- 今回示した目安高は現行計画から大きく上がる箇所がある。整備にあたっては、背後地の方々や市町と意見交換を行い、防護だけでなく、利用・環境を適切に保つよう努める。
(A委員)
- 協働防護の1つの課題としてBCPが重要で、民間企業と一緒にやっていくための目標、あるいは目的意識を共通に持っていないと、なかなか進まない。経済的な、またお互いに助け合っていく観点を考えながら、民間と一体になって取り組む場をつくっていただければと思う。
(事務局)
- 国の動向を注視しながら、できることを1つ1つ着実に取り組んでいく。
(A委員)
- 千葉県の場合、港湾は企業岸壁が多いため、資金捻出の問題など、国との調整を図りながら、民間とどうお互いに助け合っていくかというところが、ほかの県とは違う大きな課題である。
(事務局)
- 協働防護ということで、国でも民間への支援をどうするか検討を始めている。千葉県全体の海岸の防護として、民間がきちんと対応できるよう、国への働きかけを実施していく。
議事(3)その他
(事務局)
- 原案に対する異論等がなかったことから、今後、パブリックコメントと関係機関への意見照会を実施し、今年度中に国へ計画書を提出する予定である。その後の対応については、磯部委員長と相談しながら進めていきたいと考えているがどうか。
(委員長)
- 原案に関して、今日の委員会では、特に修文を必要とするような意見はなかったと思う。パブリックコメントを行い、必要に応じて、修正が必要なら修正を図っていく、それを私に一任いただくという提案があった。
(一同)
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