歴史ある銘茶「八街茶」（八街市）

（ナレーター）（川野良子）

八街市にある深澤製茶園。昭和24年に創業し

茶葉の栽培から製造、販売までを一貫して行う老舗茶園です。

実は八街市は、明治時代にお茶の一大産地として栄えた地域。

生産者が減った現在も、深澤製茶園では4つの畑で

全国的に普及している「やぶきた種」と

希少な「在来種」を家族で栽培しています。

（深澤製茶園　深澤敏雄さん）

この辺の土壌は水はけが大変いいんです。また昼夜の寒暖差により

葉肉の厚い個性的なお茶が育ちます。

5月頃一番茶を摘むんですが、今はその新芽を出すための

刈り込み作業を行っております。

（ナレーター）

自家茶園で生産した茶葉は「八街茶」という名で販売。

中でも深澤製茶園ならではのお茶が、やぶきたよりも葉が小さく

色合いも異なる、在来種のやちまたかおりです。

（深澤製茶園　深澤美智代さん）

お茶には産地の良さがでるので、

出会いを楽しんで欲しいと思います。

八街のやぶきたは、コクがあって飲みごたえがあると思います。

やちまたかおりは、程よい渋みで

すっきりとした味わいだというふうに言われますね。

（ナレーター）

他にもくきほうじ茶があり、全て店頭で試し飲みができますよ。

（深澤製茶園の皆さん）

家族で大切に育てた八街茶、ぜひ味わってください。

（ナレーター）

八街茶は、店頭のほか近隣の道の駅などで購入できます。