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ちば県民だより（令和8年1月号）8面

チーバくんの今日はどこ行く？

村上（むらかみ）の神楽（かぐら）＆湯立（ゆだ）て神事（しんじ）（八千代市）

毎年1月15日の祈年祭で披露される「村上の神楽」。エビスやアメノウズメなどの神々が登場し、五穀豊穣や地域の平安が祈願されます。演じるのは地元の神楽保存会。日々練習を重ねて披露される演舞は、伝統を受け継ぐ熱い思いによって支えられています。
「湯立て神事」では、神主が煮えたぎる大釜の湯を笹の葉で浴び、その湯を参拝者にも振りかけて無病息災を祈ります。最後に行われる餅まきは、新年の福を分け合い、参加者が一体となるひととき。代々受け継がれてきた民俗行事を通じて、地域の文化に触れてみませんか。

開催日時 1月15日（木曜日）14時頃から16時30分頃
会場 七百餘所（しちひゃくよしょ）神社（八千代市村上433）
交通 京成線勝田台駅からバス「千葉英和高校前」下車徒歩5分
問い合わせ先 八千代市教育委員会文化・スポーツ課　電話番号 047-481-0304

地域の伝統と文化が響く！郷土芸能公演

県内の各地域で受け継がれてきた郷土芸能を無料で楽しめるイベントをご紹介！

令和7年度 房総の郷土芸能（いすみ市）

夷隅（いすみ）・長生（ちょうせい）地域の代表的な民俗芸能が一堂に会する公演会です。いすみ市の国府台神楽囃子（こうのだいかぐらばやし）や茂原市の高師八幡（たかしはちまん）神社お囃子（はやし）など、各地で伝承されてきた民俗芸能の魅力を堪能できます。

開催日時 1月25日（日曜日）12時45分から※事前申し込み不要
会場 いすみ市岬ふれあい会館（JR長者町駅から徒歩11分）
問い合わせ先 千葉県教育庁統一ダイヤル　フリーダイヤル 0120-23-1008

令和7年度房総の郷土芸能の開催（令和8年1月25日）/千葉県

ちばの郷土芸能フェスティバル（旭市）

県内の郷土芸能団体による舞台公演や郷土芸能とロックバンドのコラボ、銚子はね太鼓の演奏体験ができるワークショップなどを開催します。郷土芸能の新たな魅力を発見できるイベントです。※申し込み方法など詳しくはホームページをご覧ください。

開催日時 2月14日（土曜日）13時30分から
問い合わせ先・会場 千葉県東総文化会館（JR旭駅から徒歩15分）　電話番号 0479-64-2001

千葉県東総文化会館

キラリ輝く ちばの星

県立松戸国際高等学校「世界とつながる1週間」

一緒に学び、深まる絆

社会力豊かなグローバル人材の育成を目標に掲げる松戸国際高校。9月下旬に、25年以上にわたり親交のあるオーストラリアの学校から11人の生徒を迎え、1週間の交流を行いました。初日の交流で1年生の内田（うちだ）さんは「自分から英語を話すのは難しいけれど、ランチ会も楽しみ！」とワクワクした様子で話してくれました。
授業では「私のお気に入りのお菓子」や「着物を制服にするべきか」といったテーマについて英語で意見を交わし、昼休みにはお弁当を囲みながら会話を楽しむなど、充実した時間を過ごしました。

文化を知って、広がる視点

お互いの異なる文化に触れながら学び合う生徒の皆さん。交流期間中、オーストラリアの生徒たちはホームステイで、日本の暮らしを体験しました。
また、日本文化の授業では落語や日本画に挑戦！オーストラリアの生徒たちの視点を通じて、日本の生徒たちも伝統の魅力や奥深さに改めて触れることができました。
これからも国際的な視野を広げながら、世界に羽ばたく力を培っていきます。

松戸国際高等学校

　1973（昭和48）年に設立。令和6年度から世界を舞台に活躍する人材を育成するグローバルスクールに指定されています。ALT（外国語指導助手）を4人配置し、先進的な語学教育を行っている他、国際理解教育や国際交流にも力を入れています。

問い合わせ先 千葉県教育庁統一ダイヤル　フリーダイヤル 0120-23-1008

旬のレシピ ちばの味 239

春菊とサクラエビの大根餅

（1人分／約120キロカロリー　脂質4.5グラム　食塩相当量0.5グラム）

材料（3人から4人分）

春菊…70グラム

サラミソーセージ…15グラム

大根…4分の1本（300グラム）

干しサクラエビ…8グラム

小麦粉・片栗粉…各大さじ4

鶏がらスープの素…小さじ1

こしょう…少々

ごま油…適量

作り方

1. 春菊はさっと茹でて水にさらし、水気を切って小口切りにする。サラミソーセージはみじん切りにする。大根は、半量を千切りにして耐熱皿に入れ、ラップをかけて600ワットの電子レンジで2分ほど加熱する。残りの大根はすりおろし、軽く水気を絞る。絞り汁は残しておく。
2. ボウルに、1で準備した材料と小麦粉（大さじ4）、片栗粉（大さじ4）、鶏がらスープの素（小さじ1）、こしょう少々と干しサクラエビを入れ、よく混ぜ合わせる。大根の絞り汁を少しずつ加えながら、全体がまとまるまでさらに混ぜる。
3. フライパンにごま油を敷いて熱し、2で作った生地を5ミリほどの厚さに広げてふたをする。中火で8分ほど焼いたら裏返し、焼き色を付ける。
4. 食べやすい大きさに切り、お好みで酢じょうゆやからしじょうゆを添える。

コツ

大根の絞り汁は水でも代用できます。生地のまとまり具合を見ながら調整してください。サラミソーセージはベーコンに、干しサクラエビは干しエビにしてもおいしく作れます。

春菊の豆知識

千葉県の春菊生産量は全国2位（令和5年）。乾燥しないように湿らせた新聞紙で包みポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存しましょう。

問い合わせ先 県報道広報課　電話番号 043-223-2241（調理協力・千葉伝統郷土料理研究会）