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更新日:令和3(2021)年11月5日

ページ番号:473395

知事定例記者会見(令和3年11月4日)概要

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日時

令和3年11月4日(木曜日)10時30分~11時01分

場所

本庁舎5階大会議室

動画 令和3年11月4日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 令和3年度「千葉ブランド水産物」の認定について
  2. 秋の全国火災予防運動について

令和3年度「千葉ブランド水産物」の認定について

(知事)

はじめに、「千葉ブランド水産物」の認定について、お話をいたします。

千葉県は、キンメダイなどの生鮮品や、イワシなどの水産加工品で、全国トップクラスの水揚げ量、生産量を誇ります。

県の重要な資源である「千葉のさかな」のイメージアップを図り、消費の拡大・魚価の向上につなげるため、本県では、平成18年度から優れた県産の水産物を「千葉ブランド水産物」として認定をし、PRしております。

今年度は、再認定した14品目に加えて、新たに1品目を認定し、これにより昨年度までに認定されている16品目と合わせて、計31品目になります。

本日は、この中から新たに認定した「千葉銚子水揚げピリ辛いわし」を御紹介いたします。

本品は、10年連続水揚量日本一の銚子漁港で、一番水揚げの多いマイワシを使ったものになります。

マイワシを1尾1尾丁寧に手でさばき、一度焼いてからじっくりと煮込んで骨まで柔らかく仕上げ、ピリ辛に味付けをしており、御飯のおかずはもちろん、酒の肴、お弁当、お土産としても最適であります。

私も食べましたけれども、大変御飯が進むなという感じでありました。

本県が誇る「千葉ブランド水産物」は、県のホームページでも御確認いただけます。

また、お近くのスーパーや道の駅などでも販売されておりますので、ぜひ多くの皆さんに堪能していただきたいと思います。

なお、本日、午後1時30分から、認定書の交付式を、そごう千葉店地下1階まつりの広場で開催いたします。

また、同じフロアの食品売場では、今週末の11月7日まで「千葉ブランド水産物フェア」を開催しており、千葉ブランド水産物を使ったお寿司や天ぷらなどをお買い求めいただけます。皆さん、ぜひ足をお運びください。

千葉県は、日本屈指の海の県であります。海の恵みにより育まれてきた千葉の食文化、これはレジャーや海に関わる芸術や文化と同じように、千葉の魅力の一つであります。

そして、「千葉ブランド水産物」は、漁業者や水産加工業者の皆さんが、本県の水産業の伝統を踏まえながら、たゆまぬ努力と創意工夫を積み重ねて生み出されてきた逸品であります。

今後、千葉県が誇るそうした食文化、そして水産物に、改めて光を当てて上手に結び付けるなど、総合的なPRに取り組み、大切にブランド価値を高めていきたいと考えております。

秋の全国火災予防運動について

(知事)

次に、秋の全国火災予防運動について、お話をいたします。

これからの季節は、空気が乾燥することから、火災が起こりやすくなります。

そこで、今月9日から15日までの1週間、「おうち時間 家族で点検 火の始末」をスローガンに、秋の全国火災予防運動が行われ、本県でも、県民だよりやラジオなど、各種媒体を通して住宅火災への対策などを呼びかけてまいります。

昨年の県内における火災発生件数は、約1,700件に上り、1日当たり4.5件の火災が発生している計算になります。

また、亡くなられた方は61名で、このうち約7割に当たる42名もの方が住宅火災で命を落とされております。

この住宅火災の予防に非常に効果的とされているのが、「火災警報器」であります。

「火災警報器」は、火災の早期発見により、逃げ遅れや全焼などの被害を抑えることができます。

「火災警報器」を設置している場合、設置していない場合と比べて、死者の発生はおおむね半分となり、損害の程度は約4割減少するという統計結果も出てきております。

しかしながら、本県における「火災警報器」の設置率は、約78%で、4軒に1軒は未設置という状況であります。

そこで、県民の皆様にお願いです。「火災警報器」をまだ設置していない方は、必ず設置していただくようお願いいたします。また、既に設置されている方も、御自宅などの「火災警報器」が正常に作動するか御確認ください。さらに、10年以上たっている古いものは、取り替えるようにしましょう。

改めて、県民の皆様におかれましては、大切な家族の命や財産を守るために、日頃から火の用心に心がけていただきたいと思います。

私からは以上です。それでは、質問をお受けいたします。

質疑応答

(記者)

おはようございます。私からは、まず、先ほど発表のございました「千葉ブランド水産物」についてお伺いいたします。先ほど、知事も「千葉銚子水揚げピリ辛いわし」をお召し上がりになったという話でしたが、まず、千葉の水産物の魅力について、知事はどのように思われますか。

(知事)

やっぱり千葉県の水産物は、一つのものに限らず本当に多様なものがありますし、季節それぞれで旬のものを食べられるところが特徴的だと思っています。内房の東京湾に面したところ、それから、外房、沖合、そうした多様な水産物の魅力を楽しめるというのは、やはり三方を海に囲まれた千葉県ならではの魅力ではないかなと思っています。

あとは、ここに書かれた水産物のように、加工しておいしいものも、これは加工業者の皆さんの工夫などでたくさんつくられておりますので、私も日頃から家族と一緒に、多分この世代の中では魚、貝などを比較的よく食べるほうだと自負しておりますので、非常に素晴らしい県に住んでいると多くの県民に御理解いただいて、少しでも水産物を食べていただければなと思っています。

(記者)

非常に魅力的な水産物が多い千葉県ということなのですが、こちらのブランド認定自体は平成18年度からスタートしていて、これまで続いているのですけれども、やはりブランドを構築するというのは非常に難しいことでもあるかなと思います。今後そういったブランド力をさらに高めていって認知度を上げるために、どういった課題があって、努力をしなければいけないのか、御認識をお聞かせください。

(知事)

まず一番は、やっぱり継続ですね。ブランドというのは一朝一夕には成り立ちませんので、継続をしっかり続けていくということが私は大事だと思います。

それから、大事なことは、人々の食生活、食の好みというのは、時とともに、時代とともに変わっていきますので、そういう意味では伝統的なものを大事にしていくとともに、変わりゆく人々の食生活に寄り添うような形で、多くの方々に受け入れられる形を意識していくということも併せて大事だと思っています。例えば、私は魚が好きですけれども、今は本当に三枚におろす方も減ってきておりますし、魚との向き合い方もたくさん変わってきていますので、そういったところも含めて多くの加工業者も工夫されておりますので、そうした変化にも柔軟に対応していくことが大事だと思います。

あと、3つ目は、これは言わなくてもいいことでありますが、やっぱり質ですよね。しっかり質を維持、向上していくことも、併せて重要だと思っています。

(記者)

もう一点、ちょっと話題が変わりますが、10月31日に衆院選の総選挙が投開票されました。まず、千葉県の選挙区内の結果を踏まえて、この選挙戦の振り返りを一言いただければと思います。

(知事)

県内の、そういう意味では政治的な勢力図といいますか、そういうものに関しては、基本的には大きく変動はなかったのかなと考えています。なかなか有権者の方々も、争点を実感しづらいところも少しあったのかもしれません。投票率そのものは向上したわけではありますけれども、もっともっと多くの方々に投票に行っていただけるように、これは我々も普段から主権者教育を含めて、しっかり取り組んでいきたいと思っています。

(記者)

もう一点、関連して、国政と県政、これは非常に重要な関係だと思います。新たに国会議員になられた方もいらっしゃいますけれども、そういった方々とどのような関係を構築していって、国政、県政、今後相互の発展についてどのように考えていらっしゃいますでしょうか。

(知事)

これまで私は首長として、常に政党という垣根を越えて、県民、市民のために連携をしていくという考え方で取り組んでまいりました。そういう意味では、現在、与党をされている自民党、公明党の国会議員の方々ともしっかり連携をして、国、県、そして市町村、それぞれの3つの行政体の連携をしっかり緊密に取って、千葉県の課題をスピード感を持って解決できるように、これからもその立場でしっかりと当たっていきたいと思います。

(記者)

私からは以上です。ありがとうございます。

(記者)

よろしくお願いします。衆院選に関連しての応援演説についてですけれども、知事はこれまでずっと、誰かの応援演説に行くことはないとおっしゃっておられました。それで、直前のこの定例記者会見で「ノーコメント」という、ちょっとトーンが変わったのかなと思ったら、最初に自民党(候補)の林幹雄10区の応援に行かれました。行かないと言っていたところから、行くということになった変化というか、経緯と狙いみたいなところを伺えればと思います。

(知事)

多くの陣営の方々から、「応援に来てほしい」という依頼がかなり多うございましたので、いろいろ様々なスケジュール、状況等を鑑みて、今回ああした形で応援させていただきました。

(記者)

知事選挙では、自民党とはある種対立する関係だったと思うのですけれども、その中で、あえて一番最初に自民党の候補である林先生、その次に同じ10区の対立候補の谷田川さん、そして最後に9区の立憲の奥野さん、この3人の順番というのはどういう意図、どういう配慮……。

(知事)

順番とかは特に意識はないですね。来てほしいという日時、場所と私のスケジュールとの兼ね合いですので、特に順番には意味はないです。

それから、私は特にどの政党と知事選挙を戦ったという意識はありません。私自身は、出馬の表明のときから首尾一貫して、千葉県の課題について私なりの政策とビジョンを持って有権者の方にお示しをし、そして支持を得るための選挙でありますので、この点は私は常に変わらない姿勢であります。そういう意味で、県民党という形で、政党という枠を越えて、県民のためにベストという行動をしっかりとっていく、この考え方の中で行動しています。

(記者)

分かりました。ほかにもたくさん候補者はいらっしゃると思うのですが、この3人を選んだというか、応援に行った理由と、10区では両陣営に1日置きに行っていると思うのですけれども、かなり異例な対応だと思うのですが、そこのところはどういったお考えなのか。

(知事)

まず、結果的にその三方であったということなので、特にそのお三方という意識はないです。この前の会見でも申し上げたとおり、私の県政運営に御理解、御協力をいただける方、そしてまた千葉県それぞれの地域に御貢献をされている方、そうした方を基に私としては連携をさせていただく、こういう考え方でありますので、その中で私のスケジュールや行政との兼ね合いの中で、結果的にそのお三方になったということです。

(記者)

私から最後になるのですけれども、僕も谷田川さんの応援演説を聞きに行ったところ、ちょっと谷田川さんがその経緯みたいなものをお話しされていて、どうしても断れない人から頼まれて、断りたかったけれども引き受けたので谷田川さんのところにもというような言葉がありました。いろいろな人間関係があるのは御推察できるのですけれども、これまでの知事の御発言とかを勘案すると、これまで応援演説には行かないというスタンスだったけれども、ある種どうしても断れない方からお願いをされて、急遽陣営に行かれることになったのかなと思ったのですが、まずこの谷田川さんの発言というのは、答えられる範囲でいいのですけれども、事実なのかというところと、僕が今言った、この変化というのはどうお考えなのでしょうか。

(知事)

谷田川さんのその演説の御発言は、事実ではないですね。私はそこまで申し上げたつもりはないです。ただ、谷田川さんには「林さんの応援には行きます。ただし、私は特定政党にくみする立場ではないので、谷田川さんのところにも同じく応援に行きます」ということを申し上げた。それは事実です。

(記者)

最後と言いつつ、すみません。では、今のお話の中だと、特に誰かから頼まれたから急遽考えを変えて行くようになったというわけではないということですか。

(知事)

そういう意味では、先ほど冒頭に申し上げたとおり、林さん、10区の話以外にも様々な形で要請をいただいてきたのは事実ですから、そうしたものも含めて総合的に判断させていただいたということです。

(記者)

分かりました。ありがとうございます。

(記者)

1点だけお伺いします。今のお話に関連してですけれども、参院選もそんなに遠くない時期にあります。それで、今後の国政選での応援、与野党に対する応援の在り方というのはどのようにお考えかをお聞かせください。

(知事) 

私、これまでも千葉市長のときもずっと同じような考え方で対応してきていますので、基本的には特定の政治勢力に偏ることなく、先ほど申し上げたとおり、私の県政に理解、協力をしていただける方、そして、千葉県や地域のために尽力されている方、そうした考え方の中でスケジュールの調整がつけば、要請に基づいて応援するというのは、これは十分あり得る話だと思います。ただ、積極的に私が何か一生懸命、県民の皆さん、有権者のように応援するという立場ではないと思っていますので、基本的には県政運営に集中するという前提ですね。

(記者)

1点、追加なのですけれども、二連ポスターに関しても同じようなスタンスなのでしょうか。

(知事)

もともと私は、二連ポスターというのは基本的には了承しません。しかし、知事選挙の関係の中で、一定期間の間、二連ポスターを掲出させてほしいという話がありましたので、それについては、知事選挙との関係性がありますので、それは今年に関してはよろしいんじゃないかというのが私の今の立場です。

(記者)

ありがとうございます。

(記者)

話題は変わるのですけれども、幕張豊砂駅、新たに駅名が決まりました。この駅名への、知事の聞いたときの率直な印象、感想を教えてください。

(知事)

そうですね。もともとの地名、その場所に由来する駅名ですので、自然な駅名が選ばれたのかなと思っています。

(記者)

2018年には、知事がまだ市長だったときに横文字ではないほうがいいのではないかというようなツイートもありました。今回、横文字は入っていないわけですけれども、若干、この駅名が出来てきたときに、無難な感じというような印象を個人的には受けましたけど、その辺りはいかがでしょうか。

(知事)

そうですね。横文字をつける場合は、横文字をつけることにその地域として意味のある場合はもちろん私は選択肢として十分あるんだと思いますけれども、基本的には長く愛される名前になるべきだと思っていますので、そういった意味では、その地域の歴史であったり、経緯にちなんでいる名称をつけられるというのは、これは自然というか、特にこちらとしては何か言うものではないかなと思っています。

(記者)

どんな駅に育ててほしいとか、愛されてほしいと、もし希望みたいなものがありましたら、最後に。

(知事)

あそこの新駅、幕張豊砂駅に関しては、幕張新都心における2番目の駅として非常に重要な役割を担っているというふうに思っています。今までは海浜幕張駅だけでしたので、例えばメッセであったり、マリンスタジアムであったり、何か目的を持って行った方は、そのまままた来た道を戻るような形の往来で、なかなか回遊性が生まれにくいような状況でありました。それが、新駅ができることで、例えばですけれども、幕張豊砂駅で降りて、イオンモールでお買物をした後、今度は三井アウトレットに行くとか、そういう三角形というんですかね、そういうルートが生まれ得る形になりますので、少しでも回遊性を高めていく上で、新しい幕張豊砂駅には地域の回遊性を高めていくような、そうしたきっかけになる駅になってくれることを期待しております。

(記者)

分かりました。もう一点、回遊性に関係するかもしれないですが、鳥インフルエンザのシーズンを迎えますけれども、これに関して知事として、昨シーズン、相当起きましたが、どのような準備をされているのか、まずお聞かせください。

(知事)

本当にいよいよシーズンに入ってくるということで、私たちも非常に高い警戒を持って臨んできております。もう既に6月の補正予算などでも、巡回をしていく、そうした予算も計上して、それぞれの農場を巡回して、そして、衛生基準の遵守などについても、今、各農場ともやり取りをしているところであります。それから、野鳥における監視体制も、従来のモニタリングを2か所から5か所に増やしておりますし、また、防疫演習の実施ですとか備蓄の強化、人員確保など、苦い、痛い経験を基に最大限の体制で臨んでいきたいと考えています。

(記者)

分かりました。その上で、養鶏業者の方あるいは県民の方への呼びかけのメッセージがありましたらお願いします。

(知事)

何といっても、各農場の皆様方が、しっかりとした衛生状態を保っていただいて、警戒をしていただくのが一番だと思っています。我々もしっかりそれぞれ巡回させていただきながら、サポートをさせていただきたいと思っていますので、しっかりと農場の皆さん、農家の方々と一緒に乗り越えていきたいと思っています。

それから、県民の皆様方には、仮に鳥インフルエンザが発生したとしても、防疫措置に関してはしっかりと行ってまいりますので、風評被害のような形になって、関係のない農家の方々の生活に影響が出ることのないように、その点については県の家畜防疫措置について信頼をいただきたいと思います。

(記者)

分かりました。ありがとうございます。

(記者)

今日、会見の冒頭でコロナに関する言及がなかったのですけれども、これは知事就任後、初めてではないかなと思うのですが、その意図はどういったところに。

(知事)

深い意図はないんですけれども、大きく状況に変化がないこともあり、今回、こうした定例会見の中でモニタリングの状況を申し上げるということはしませんでした。しかしながら、今後も感染状況が少なかったとしても、県として新たな対策や考え方を示す際には、しっかりと申し上げていきたいと思います。

(記者)

県内の現在の感染状況については、どのように御覧になっていますか。

(知事)

依然として感染状況が非常に少ない状況が維持できていると思っています。医療提供体制についても、基本的には1桁の状態がずっと続いてきておりますし、PCR陽性率も0.3%台と非常に低い状況を維持しておりますので、今後も県民、事業者の皆様方の御協力をいただきながら、再拡大につながらないように取り組んでいきたいと思っています。

また、以前も申し上げたとおり、医療提供体制の拡充については、こういう状況だからといって油断するのではなく、着実に強化をしていくよう取り組んでいきます。

当日の発言内容に誤りがあったため、囲み部分を訂正しました。

(記者)

分かりました。次に、話題が変わるのですけれども、先週、中国の孔鉉佑大使と面会なさっていますけれども、どういったやり取りがなされましたか。

(知事)

基本的には、通常の知事就任に当たっての御挨拶をいただいて、それぞれの行政の、国、国同士はそれぞれまたありますので、地方同士で、住民同士の文化であったり、スポーツであったり、様々な交流について連携をしていきましょうという、こういう感じですね。他の大使とお話をするのと基本的には変わらないかなというふうには思っています。

(記者)

ということは、中国の地方都市レベルというようなニュアンスでしょうか。

(知事)

そうですね。あとは、向こうは北京のオリンピック間近でありますので、我々千葉県もオリンピック開催都市として、コロナ禍のオリンピックの開催を行ってきましたので、お互い意見交換の中で、この点についてはそれぞれ言及をいたしました。

(記者)

知事は、孔大使とこれまでもお会いしたことは……。

(知事)

ないですね。

(記者)

ちなみに、今回、実際にお会いになって、どういった方だというような印象を持たれたのでしょうか。

(知事)

大使はかなり日本に長く滞在されて、職務も含めていらっしゃる方でありますので、大変日本語が堪能な方で、日本についてよく御存じの方だなと受け止めました。

(記者)

では、やり取りは通訳なしで、日本語で。

(知事)

そうですね。そこはちょっとすごいなと実感いたしましたけれども。

(記者)

ちなみに、今後、中国大使館等との関係というのを県政に反映させていくような考えというのは。

(知事)

特に考えがあるわけではありませんけれども、当然、千葉県に在住の外国人の中で一番多いのは中国の方になりますので、そうした点に関してもそうですし、また、経済的なつながりに関しても、当然ながら大きな関係性を持っている国でありますので、そうした経済的な交流、文化的な交流を行っていく際には、当然、大使館の皆様方の協力は必要でありますので、他の大使、他の国と同じように連携できるところは連携をしていきたいと思っています。

(記者)

分かりました。ありがとうございます。

(記者)

お願いします。小笠原諸島の海底火山で発生した軽石の漂着の問題に関してなのですが、今月下旬に関東にも漂着するおそれがあると言われているのですが、今、どういう対策をされているのでしょうか。

(知事)

軽石の漂着に関しては、私どもも十分な情報収集が必要だと考えています。今、国や関係する県から収集した情報を庁内で共有するためのそうした会議も、もう既に先月の段階で設置しております。あらゆる影響を想定して、各部局で考えられる対策を検討しています。今後も、それぞれ潮流に乗ってどういうふうに動いていくのか分かりませんけれども、最新の情報をしっかり収集しながら、国や関係機関と連携をして、迅速かつ万全な対策が取れるように県として取り組んでいきたいと思います。

(記者)

ありがとうございます。あと、衆院選で全体のことで伺いたいのですけれども、自民、公明が絶対安定多数を大きく上回る議席を獲得する結果となったので、この結果の受け止めと、あとは、政権に対して補正予算の編成について何か要望しているところがあればお願いします。

(知事)

基本的には自民、公明の両党に対する、国民が選択をされたということだというふうに受け止めております。少し減ったとはいえ、非常に大きな議席を獲得された、それは事実だと思います。改めて安定した政権運営の下で、直面する日本の課題について積極果敢に取り組んでいただくことを、岸田総理内閣には期待しております。また、今後、低所得者、子育て世帯への給付など、様々な新たな対策を打たれるとお聞きしておりますので、その際には知事会を含めた地方のそれぞれの自治体の意見を十分に踏まえた形で策定、実施していただくことをお願いしたいというふうに思います。

(記者)

ありがとうございます。

(記者)

よろしくお願いします。9月定例県議会ですと、自民党の県議の方が知事の政治姿勢について厳しく問うような場面があったと思います。今回、知事が応援演説に行っている林幹雄さんの陣営のほうに応援演説に立って、結果的にではありますけれども、非常にわずかな差で競り勝ったということがあると思います。こういった結果を受けて、例えば県議会のほうにどういった影響があるのかなと思ったのですが、その辺りはいかがでしょうか。

(知事)

応援演説一つで、何か政党会派としての対応が大きく変わるとは思っておりませんけれども、ただ、私がこれまで常に、市長時代も、それから知事になってからも貫いてきている、特定政党にくみせず、県民党として県民のためになる形で常に行動するということに関しては、少し行動ではお示しさせていただいたのかなと思っています。以前も申し上げたとおり、議会というのは議員が主役の場所でありますので、その中で私たちの県政運営に対して様々な形で厳しく指摘されるのは、僕は当然だというふうに思っていますので、特に今回の、何といいますか、選挙の応援と県議会というのを関係付けて考えるつもりは、私のほうには特にはないです。

(記者)

ありがとうございます。

(記者)

千葉10区の選挙応援のことに関して、確認の質問をさせていただきます。小選挙区の1つの議席を争う、もう終盤までどっちが取るかという非常に接戦した情勢の状況に、終盤戦に知事が2日間に分けて応援演説に入ったわけですけれども、両候補者のそれぞれを応援しているという感覚で入っていったのでしょうか。それとも、現状としては議席は1個しかないという形で、双方がすごい激しい戦いをしていたわけですが、どういうスタンスで10区のほうに入られたのか教えてください。

(知事)

私はこれまで市長として、同じ選挙区の複数の候補者の集会等に顔を出したことは、これまで何度もあります。ただ、私は常にそこに参加されている方々に、いわゆる行政を持っている、運営をさせていただく立場だからこそお伝えできる事実、その候補者の方がこれまでどのようなことをされてきたのか、こういう点が、非常に私自身は素晴らしいし評価しているんだということをお伝えするようにこれまでもしてきておりますので、その10区に関しても、それぞれの候補者のこれまでの歩みを、私という立場で申し上げられる、私の切り口から申し上げさせていただいたと、そういう感じです。それをもって私は評価させていただいている、それは評価されるべきだと思っていることを、有権者の方々にお伝えさせていただいて、それを最終的に判断されるのは、それぞれの有権者の方々だと思います。

(記者)

ありがとうございます。

内容についてのお問い合わせ先

  • 令和3年度「千葉ブランド水産物」の認定について
    →農林水産部水産局水産課【電話】043-223-3030
  • 秋の全国火災予防運動について
    →防災危機管理部消防課【電話】043-223-3692

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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