令和6年度県立富津公園の指定管理者管理運営状況評価結果について

施設の保守点検は計画どおり実施され、施設の軽微な修繕も必要に応じ適宜行われている。

計画どおりサービス向上への取組み、自主事業、地域と連携した公園の利用拡大、地域活性化への取組みが実施されている。

しかし、第三駐車場などは飲食系サービス（自販機、キッチンカーも含めて）が不十分に思われる。気候の良い休日等に実施があっても良い。

広報活動、誘致活動等の利用拡大を図るための取組みが適切に行われており、利用者数等は、概ね計画目標どおりとなっている。

組織・人員配置は適切であり、職員に対する研修等も行われている。

プール監視員に対してはしっかりとした指導が必要。

収支決算状況は概ね計画どおりであり、不適切な経費の計上も認められない。

まちづくり公社以外の利益が出ていない。役割分担によるものでもあるとは思うが、「指定管理」のグループ企業であり、業務委託的扱いではなく、その役割に応じた自主事業展開があるべきでは。

利用者からの意見・苦情に対し、実施可能な範囲で管理運営に反映されている。
満足度調査を実施し、利用者から概ね良好な満足度が得られている。
公園利用者や有識者等を委員とする運営委員会が適切に開催、運営されている。

• 園内を良好に維持管理している。

• 自主事業の充実や利用者へのサービス向上に努め、引き続き利用者の増加を図ること。

「自主事業の充実や利用者へのサービス向上に努め、引き続き利用者の増加を図ること」という指摘に対して、自主事業については、地域社会と公園との連携強化を図るための新たな取組として、事務所に地域連携係を設け、地域の産業経済団体（新富津漁業協同組合）と連携したみさきマルシェや地域住民と連携した富津公園おもいで写真展、新富津音頭祭りなど、富津公園を中心とした賑わいの創出を図り、地域活性化も踏まえた自主事業を展開できている。