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更新日:令和3(2021)年11月30日

ページ番号:478767

令和2年度県立館山運動公園の指定管理者管理運営状況評価結果について

千葉県立館山運動公園の指定管理者の令和2年度の管理運営状況について、次のとおり評価をしました。

1.概要

(1)施設名等

施設名

県立館山運動公園

指定管理者

一般財団法人千葉県まちづくり公社

指定管理期間

平成31年4月~令和6年3月

評価対象年度

令和2年度

第三者評価の有無(今回)

施設所管課

県土整備部都市整備局公園緑地課
(2)施設の設置目的等
設置目的 主として県民の休息、観賞、散歩、遊戯、運動等総合的な利用に供する。

指定管理者が行う業務の範囲

公園施設の維持管理に関する業務

公園施設の運営に関する業務

その他都市公園の設置の目的を達成するため知事が必要と認める業務

(3)施設の運営状況
年度 利用者(人)※1 事業費等の内訳(千円)
指定管理料
(A)
その他維持管理費(B)※2 使用料等県収入
(C)
県の収支
(C-A-B)

(参考)

利用料金

R2 59,568 71,007 48,373 180 -119,200 12,860

(参考)

R元

95,250 66,390 11,299 169 -77,520 18,044

※1カウント方法:有料施設利用者数

※2維持補修費、委託料、工事請負費、備品購入費(指定管理料に含まれるものを除く)

2.評価結果

(1)管理運営状況評価
評価項目 評価 評価理由等
管理業務の実施状況に関する事項 施設の設置目的・法令等の遵守等 A 当公園の設置目的を理解し、都市公園条例等に基づいた管理運営を行っている。また、個人情報も適切に管理され、事故等の報告も適宜行われている。
安全性の確保 A 公園の安全確保、日常の事故防止等の安全対策が実施され、防犯、防災等の危機管理体制も整っている。
適切な管理運営 A

概ね計画どおりの管理運営であり、公園内は良好な状態に保たれている。

適切な財産管理 A

施設の保守点検は計画どおり実施され、施設の軽微な修繕も必要に応じ適宜行われている。

事業の企画運営に関する事項

サービスの向上

自主事業

地域の連携等

A 計画どおりのサービス向上が実施されている。
提案された自主事業23件に対し、コロナの影響により14件の実施に留まったが、6件の追加事業を実施している。また、参加者増が見込まれる自主事業については、提案以上の回数を実施している。地域との連携・協力も図られている。
施設利用状況に関する事項 A

観光情報誌や地域新聞、チラシ等の活用による広報活動やで、利用者の誘致に努めている。コロナによる影響で、公園利用者数は昨年に比べ減少しているものの、テニス等の利用者を増やしている。

管理運営体制 A 組織・人員配置は適切であり、職員に対する指導も適切に行われている。
収支状況 A

収支は概ね計画額通りである。コロナの影響により、施設の一部休止を余儀なくされたが、大幅な赤字に至らなかった。

利用者意見の反映
利用者満足度

運営委員会

A

利用者の意見を受け、指定管理者が実施可能な対応は行っている。利用者からは概ね良好な満足度が得られている。
運営委員会が実施されているものの、その結果及び改善状況等について施設内に掲示されている。

総合評価 良好  
(2)特記事項
特に評価される点

利用状況に応じて芝刈りの回数を増やすなど利用環境の向上に努めた。
また、コロナの影響を受け、公園施設の利用が一時停止した時期もあったにもかかわらず、全体としての収支が大幅に悪化することなく公園の管理運営ができている。

次年度に向けて
改善が望まれる点

引き続き、公園利用者数の増加に努めること。また、施設の老朽化による不具合が目立つので、修繕計画を見直すなどして、施設利用者の安全を図りつつ、関係部局と協力しながら計画的に修繕・処理していくこと。

前年度評価で
改善が望まれると
指摘された点と
その改善状況

「引き続き、利用者数の増加に努めること。」については、昨年度はコロナの影響により公園施設の休止期間や、大きな対大会が中止になったため、利用者は大幅に減少したが、限られた条件の中でテニス関連の自主事業を増やすなど、できるだけ多くの利用者の確保に努めていた。
「昨年度の台風により被害を受けた箇所については、施設利用者の安全を図りつつ、関係部局と協力しながら計画的に修繕・処理していくこと。」については、公園利用エリアで利用者の安全を確保するため、関係部局と協力し、必要な部分を優先的に実施されていた。

(3)第三者評価におけるその他の意見

  • イノシシによる芝生の掘り起こしなどの被害が深刻化している状況にある。日没後にもウォーキングを楽しんでいる利用者も見られるが、中には園路を外れ山裾を歩いている人も見られた。注意喚起を促す標示などの設置を考えたらどうか。
  • 利用促進に向けた日常的発信として、ホームページの活用(ホームページの魅せ方も含め)などの広報の手法の検討が必要ではないだろうか。

お問い合わせ

所属課室:県土整備部公園緑地課県立公園室

電話番号:043-223-3930

ファックス番号:043-222-6447

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