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ホーム > 県政情報・統計 > 県のご案内 > 国際関係 > 国際交流・協力に関する情報 > 国際交流・協力活動(トップページ) > デュッセルドルフ市との交流 > 2011年度のデュッセルドルフ市との交流
更新日:令和4(2022)年3月8日
ページ番号:21834
千葉県はドイツ・デュッセルドルフ市と、2005年以降、相互に使節団を派遣するなどして、音楽、スポーツ、学術研究など様々な分野で、また、多様な団体を通じて交流を行っています。
ここでは2011年度の交流を紹介します。
2011年は、3月11日に発生した東日本大震災の影響から、一部交流事業が延期となりましたが、交流が途絶えることはなく、次のような事業が実施されています。
千葉県内在住のジャズ・ミュージシャンであり、2007年に千葉県文化功労賞を受賞している大原保人さんが率いる大原保人スーパージャズトリオが、デュッセルドルフ市内にあるコンサートホール・トーンハレで、5月14日にコンサートを開催しました。
同トリオは、2010年5月にデュッセルドルフで開催された「日本デー」で演奏を行っています。これがきっかけとなり、トーンハレからコンサート開催のオファーを受け、実現に至りました。当日は、約2,000席ある客席は満員となり、大盛況となりました。
コンサートの様子
5月14日から29日にかけて、デュッセルドルフ市内にある恵光日本文化センターで、千葉県内の陶芸家であり、千葉県無形文化財に指定されている神谷紀雄氏による陶芸作品展が開催されました。約30点の作品が展示されるとともに、27日には、同氏によるギャラリートークが行われました。
なお、同作品展の見学を組み込んだ有志による訪独ツアーが企画され、15名の方がデュッセルドルフ市を訪問しました。
陶芸作品展の様子
千葉県内の中学生の代表選手からなるU-14テニスチームの選手(4名)とコーチ(2名)の皆さんが、5月18日から25日にかけてデュッセルドルフ市を訪問しました。現地では、デュッセルドルフ市主催のインターナショナル・シティ・フレンドシップ・テニス・カップに参加し、準優勝をおさめました。同大会は、デュッセルドルフ市と交流がある国々の同世代の選手たちが参加した大会ですが、試合等を通じて、各国の同世代の人たちと交流を深めました。
テニスチームの皆さんと小井沼在デュッセルドルフ日本国総領事
5月27日にデュッセルドルフ市内で「日独経済シンポジウム」が開催されました。同シンポジウムは、日独交流150周年記念事業として開催されたものです。当日は約300名の出席者がありました。
千葉県内からは、小原收・かずさDNA研究所副所長が、パネリストとして参加し、「アレルギー・免疫疾患の予知・診断のための先端ゲノム解析技術と超微細流動技術の融合」と題して、プレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションの様子
6月20日に、千葉県日独協会と千葉大学言語教育センターの共催で、「日独交流150周年記念講演会」が千葉大学内で行われ、約250人の聴講者がありました。
同講演会では、千葉大学語学教育センターの清野智昭准教授から「外国語の効率の良い勉強法-ドイツ語を例として」をテーマに外国語習得のポイントが、また、メルセデス・ベンツ日本のマークオリバー・ナンディ副社長から「ドイツ人気質の技術革新-メルセデス・ベンツの125年-」をテーマに同社による取組などが、それぞれ紹介されました。
講演会の様子
千葉県内の中学生の代表選手からなるU-15女子サッカーチームの選手(15名)とコーチ等(5名)の皆さんが、7月23日から8月1日にかけて、デュッセルドルフ市を訪問しました。
現地では、同世代の地元の選手と合同練習や親善試合を行い、交流を深めましたが、女子サッカーワールドカップで日本代表が優勝した直後のドイツ訪問ということもあり、現地では大きな注目を集めました。
ドイツ側チームとの記念撮影
9月7日に、デュッセルドルフ市のエルバース市長が、千葉県を訪問しました。同市長にとっては、2008年9月の市長就任以降、初めての訪問となります。
森田知事や坂本副知事との懇談の後、幕張メッセや新日本製鐵株式会社君津製鐵所など、デュッセルドルフ市に関連のある企業等を視察しました。
森田知事とエルバース市長との懇談では、これまでの交流の成果や今後の交流の拡大について意見交換が行われました。
エルバース・デュッセルドルフ市長と
森田知事との懇談
デュッセルドルフ市は、ほぼ3年に一度、経済交流レセプションとして「デュッセルドルフの夕べ」を東京都内で開催しています。このレセプションには、デュッセルドルフ市進出企業の駐在経験者をはじめ、同市との交流の関係者も広く招待されてきました。
9月8日に開催された本年の「デュッセルドルフの夕べ」には、森田知事が初めて出席し、オープニングの来賓挨拶で、バランスのとれた産業や豊かな自然を有する千葉県の魅力をアピールしました。
当日は、1,100名近くの出席者があり、千葉県とデュッセルドルフ市とのパートナーシップを、広く知っていただく良い機会となりました。
「デュッセルドルフの夕べ」での乾杯
10月15日には、デュッセルドルフ市内で「日本デー」という日本を紹介する行事が開催され、イベント全体で70万人以上の方が来場しました。この「日本デー」は、例年5月下旬ごろに開催されていますが、今年は東日本大震災の影響から、10月に延期されました。
千葉県は、2005年以降毎年参加していますが、今回も、PRブースを設置して、民間交流団体と県職員の協力のもと、千葉県の概要や千葉県とデュッセルドルフ市との交流事業などを紹介しました。
ブースは、用意したPRグッズも全てなくなるなど、終日たいへんな賑わいでした。
お客様で賑わう千葉県PRテント
11月16日から19日にかけて、デュッセルドルフ市内にあるメッセ・デュッセルドルフにおいて、世界最大の医療機器展示会であるMEDICA2011が開催されました。千葉県からは(公財)千葉県産業振興センター及び千葉地域・東葛地域の県内企業6社が出展を行いました。
展示会の様子
商談の様子
千葉女子高校オーケストラ・ドイツ訪問団は、3月29日にデュッセルドルフ市を訪問して、演奏会を行う予定です。
このため、2月1日に、同団の皆さんが森田知事を表敬訪問しました。表敬訪問では、知事による激励と生徒代表あいさつに続き、演奏が披露されました。また、最後に、森田知事と部員の皆さんによる記念撮影が行われました。
生徒代表による知事へのあいさつ
演奏の様子
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