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更新日:令和3(2021)年3月10日

ページ番号:6070

(南房総市)里見の木像

内容

  • 市指定・有形文化財(昭和63年8月1日指定)
  • 住所:南房総市白浜町白浜4295(所有:杖珠院)

里見の木像の写真
杖珠院開基で安房里見家初代の義実、二代成義、三代義通、五代義豊の肖像彫刻
各像とも巾子冠をかぶり、袍・袴・沓をつける束帯姿で、左腰に帯刀し、義豊像を除いて笏を腹前で執り、畳座上に坐る。寄木造で正眼を嵌入し、像表面は現状、後補の彩色が施されている。構造は各像とも、頭体別材となる。

里見義実(1417~88)は、鎌倉公方足利持氏の近臣家基を父にもち、永享12年(1440)の結城合戦の際に逃れて野島崎に上陸、当地に勢力を築いたというが、未詳である。二代成義ともども、確実な史料は伝わらない。三代義通の名は、永正五年(1508)銘の鶴谷八幡宮棟札にみえ、また五代義豊(1614~34)は、享禄2年(1529)同宮別当那古寺棟札写しにその名がみえる。

義豊は叔父の四代実堯を討って五代の地位についたが、逆に実堯の嫡子義堯により討たれ、以後里見家当主は義堯の系統により嗣がれる。当寺世代像に四代実堯像が伝わらないのは、こうした経緯が背景にあるために、あえて造立されなかった可能性も考えられ.る。やや簡略な構造と類型化した作風から、制作年代は江戸時代後半と考えられる。

出典・問い合わせ先

  • 出典:「白浜町の指定文化財」
  • 問い合わせ先:南房総市外部サイトへのリンク(旧白浜町が合併)

お問い合わせ

所属課室:環境生活部文化振興課文化振興班

電話番号:043-223-2406

※内容については、お手数ですが「問い合わせ先」の各市町村へお問い合わせください。

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