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更新日:令和7(2025)年9月30日

ページ番号:16970

北千葉道路ニュース

工事の進捗状況や子ども会議の活動などを紹介しています。

北千葉道路(印西から成田間)II期区間の早期開通を目指して

2018年5月1日より、北千葉道路の工事の進捗や整備効果を紹介する事業説明パンフレット「北千葉道路(印西から成田間)II期区間の早期開通を目指して」を発行しています。

※「北千葉道路ニュース」は現在発行していません。

vol.9(2017年2月19日発行)

北千葉道路の特徴

鉄道との一体下部工

 北印旛沼に渡る北千葉道路の「印旛大橋」は、成田スカイアクセス線との一体下部工の上に架設されています。道路と鉄道の下部工が一体となっている例は極めて珍しく、高度な施工技術を必要としました。

橋梁が多い

 開通した4.2キロメートルの区間は、北総台地の丘陵と谷津、河川が複雑に存在します。このため、自然環境の保全を図る上で、特に谷津の部分の盛土工を極力少なくして橋梁を架け、自然環境の繋がりを分断しないようになっています。

ヨシ原の造成

 北千葉道路と成田スカイアクセス線(成田新高速鉄道)が北印旛沼を渡ることで、その周辺の湿地希少鳥類に影響を与える可能性があることから、鳥たちのすみかとして「北須賀工区」と「大竹工区」でヨシ原を造成しました。

造成されたヨシ原で見られる鳥

 印旛沼の岸辺のほとんどは、マコモやガマなどが入り交じった広大なヨシ原になっており、多くの野鳥が生息しています。造成された新しいヨシ原にもヨシが順調に生育し、今では小さな昆虫やクモ、小動物たちの多様な生息環境になりました。これによりこの    ヨシ原は、新たな野鳥も見ることができるようになりました。

子ども会議

 子ども会議では、工事現場を見学するとともに、印旛沼の自然観察を行っています。平成28年度は印西市立いには野小学校の4年生と、成田市立美郷台小学校の4年生が参加しました。

成田スカイアクセス

 成田スカイアクセス(成田新高速鉄道)は平成22年7月の開業以来、成田国際空港へのアクセスや地域を結ぶ重要な役割を

果たしています。

 スカイライナーは、成田スカイアクセス経由で在来線最高の時速160キロメートルの運転を行い、都心から成田国際空港を最短36分で結ぶ、欧米諸国に引けを取らない国際空港アクセスです。

北千葉道路の整備効果

 東葛飾地域(松戸市・柏市周辺)から成田地域への移動時間が大幅に短縮します。柏市役所から成田国際空港への現況所要時間は88分となっており、北千葉道路が整備されることにより、所要時間は61分と約27分の短縮の見込みとなっています。

 また、北千葉道路の主な効果として、

  1. 地域の活性化
  2. 交通処理能力の向上・成田市街地の交通円滑化
  3. 広域道路ネットワークの強化・物流の効率化
  4. 救急医療・防災機能の強化

が挙げられます。

交差点の流れ

 印西市若萩から成田市北須賀の4.2kmの開通に伴い、交差点の整備が行われました。

 開通期間は「4車線が若萩から吉高、2車線が吉高から北須賀」となっており、「吉高交差点」で4車線から2車線の対面通行となります。

 

お問い合わせ

所属課室:県土整備部北千葉道路建設事務所建設課

電話番号:0476-28-1411

ファックス番号:0476-27-2858

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