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更新日:令和8(2026)年4月1日

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食を通じた健康づくりの取組

 君津健康福祉センターでは、管内各市、給食施設、関係団体、飲食店等と連携を図りながら、管内住民の皆様の食を通じた健康づくりを推進しています。

給食関係

事業所給食施設における減塩の取組(こっそり減塩)

令和5年度、管内の事業所給食施設において、利用者に減塩していることを伝えず、段階的に味噌汁の塩分濃度を下げ、「味噌汁をこっそり減塩する」モデル事業を実施しました。

その結果、味噌汁の塩分濃度を1.0%から0.7%まで下げて、味噌汁だけで約0.4グラムの減塩を達成できました。

取組前後で、残食や、定食の販売数に変化は無く、給食利用者に実施したアンケートの結果からは、薄味に慣れた、減塩による味の薄さに気が付かなかった可能性が示唆されました。

1 どんな取組?

  1. 塩分濃度計を用いて、味噌汁調理後に塩分濃度を測定します。
  2. 2週間ごとに、塩分濃度を0.1%ずつ減らし提供します。

取組前後でアンケートを実施し、給食利用者の変化を把握します。

 2 減塩の効果は?

味噌汁の塩分を約28%削減!

塩分濃度0.7%の味噌汁を1カ月提供し続けると…
1施設で食塩 約1.0キログラム味噌に換算すると約8.3キログラムの削減に!
(※味噌汁1杯140ミリリットル、1日130食×20日で計算)

1施設当たりの食塩・味噌の削減量(計算値) 

- 1日あたり
*130食で計算
1カ月あたり
*130食×20日で計算 
食塩の削減量  52グラム 1.0キログラム
味噌の削減量 419グラム 8.3キログラム

3 給食利用者の反応は

利用者はこっそり減塩の取組に気づいていない可能性あり!

【アンケート結果から】 「味噌汁の濃さ」について 取組前後の比較

  • 取組前後で「薄い」と回答した者はいませんでした。
  • 取組後「やや薄い」と回答した者は若干増えましたが、同時に「やや濃い」と回答した者も増えていました。
  • 「濃い」「やや濃い」「ちょうどよい」と回答した 者(「薄い」と回答しなかった者)の割合は、取組後92.2%でした。
  • 徐々に薄味にしていくことで、薄味に慣れた、減塩による味の薄さに気が付かなかった可能性が示唆されました。

4 取組の負担は大きい?

施設側で負担が増加したと感じたことはありませんでした (施設への聞き取りから)

  • 塩分計の操作は2日から3日すると慣れ、特に負担に感じることなく塩分濃度の測定が実施できました。
  • 味噌汁の味噌量を変更しただけで、そのほかのメニューや食材、味付けを変更することはありませんでした。
  • 取組に合わせて味噌汁に使用する粉末だしを、これまで使用していたものより価格が高く、うまみの強いものに変更しましたが、取組により味噌量が削減できているので、食材料費の負担が増えるこ とはありませんでした。
  • 利用者から薄味に対する意見・クレームが寄せられることはありませんでした。

5 なぜ給食で減塩に取り組む必要がある?

君津地域は、県内でも高血圧に該当する方が多い地域であり、食生活面からは、高血圧の原因の一つである食塩を減らす取組が必要です。 給食施設は、特定かつ多数人に継続的に食事を提供する施設です。給食を減塩化することは、毎日給食を食べる利用者の健康づくりに大きく貢献するのです。

取組紹介チラシ(PDF:852.8KB)

各給食施設における減塩の取組

令和7年5月に管内全給食施設を対象に減塩に関するアンケート調査を実施しました。調査結果から、各給食施設において、喫食者の減塩に向け、様々な取組を実践していることが確認できましたので、御紹介します。

施設種別の減塩の取組内容(一部抜粋)

学校
  • 汁物に関しては「だしパック」を利用し、うま味での調味をしている。
  • 汁物は具の量を多くし、汁の量を減らすことで減塩につなげられるよう意識している。
  • 炒め物で出た水分は、取るようにし、調味料を追加しない。
  • のり、レモン、酢などのうま味や風味を活用する。
  • 減塩の調味加工品(ミートボール)や減塩調味料(小袋減塩ソースや小袋食塩無添加ケチャップ)等を利用する。
病院
  • 汁の量を減少する事による減塩の取り組みを行っている。
  • 使用する調味料の一部や小袋で付ける佃煮や梅ペースト(ねり梅)を減塩タイプにしている。
  • 味噌汁は1日1杯以下、副菜ではごまなどの風味のあるものを多用し、減塩に努めている。
  • カレー粉やハーブなどの香辛料を使い、塩は少なめで味付けをする。
介護老人保健施設、介護医療院、老人福祉施設、有料老人ホーム
  • 毎回ではないが、塩分濃度計を使用して味付けの確認している。
  • 汁椀を一回り小さめのものを使用している。
  • 生姜やニンニク等の香味野菜を頻回に使用している。
  • 主菜の付け合わせ(野菜等)は少ない塩分量で提供している。(主菜の塩味で喫食可能なため)
  • 梅干の代わりに甘酢漬けを提供している。
児童福祉施設
  • 汁物をつくる時には、しっかりだしをとり、具から出る旨味も活用することで減塩を図っている。
  • 和え物等ではちりめんじゃこ、かつお節やのり等の香りや旨味を活かした味付けで減塩に努めている。
  • 青のりやカレー粉等の風味を利用する。
  • フライやハンバーグなどの時に、ソースやケチャップは必要ではないかぎり付けない様にしている。
  • 全職種に減塩の大切さについて周知し、全員で取り組む組織作りをする。
社会福祉施設、一般給食センター
  • 食材の下味に食塩と香辛料を混ぜて使用することで0.2~0.4gの減塩ができた。
  • 加工肉(ベーコンやハム)の使用量を減らした。
  • みそ汁や漬物の提供頻度の見直しや汁椀のサイズを小さくし、盛り付け量を25%減らした。
  • 醤油やごはんのお供を減塩商品へ変更し、塩分摂取量が7.1g→6.5gまで減らすことができた。
事業所、寄宿舎、自衛隊
  • 減塩の味噌汁サーバーを使用している。
  • 酸味の効いた香味ソースや香りの効いた香草シーズニングを使用し、塩味が少なくても食欲の増すメニューを取り入れる。
  • 麺類の提供口に“あなあきレンゲ”を設置している。
  • 毎月の特定の日を“減塩の日”とし、減塩に特化したメニューを提供する。
  • 減塩醤油や減塩ドレッシングを活用する。

令和7年度取組(PDF:232.5KB)

健康ちば協力店の利用啓発

千葉県では、『野菜たっぷり』、『食塩ひかえめ』のメニューやサービスの提供、『店内終日全面禁煙』から2つ以上の取組を行う飲食店等を、「健康ちば協力店」として登録し、県民の皆さんが、自ら積極的に健康づくりに取り組めるよう応援しています。

さらに、君津健康福祉センターでは、健康ちば協力店の取組内容や管内健康ちば協力店の一覧を掲載したチラシを作成し、情報発信を行っています。健康づくりを手軽に始める第一歩としてご活用ください。

120グラム以上の野菜が食べられるメニューやサービスを提供しています。

取組例:野菜がおかわりできるなど、1回の食事で120グラム以上食べられるサービスがある。

食塩相当量を3.0グラム未満にできるメニュー、サービスを提供しています。

取組例:お客様の希望に応じて1食分のメニューを食塩相当量3.0グラム未満に調整できる。

店内終日全面禁煙

取組例:受動喫煙防止対策として、店内を全面禁煙としている。

啓発チラシ(PDF:146.7KB)

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部君津保健所地域保健課

電話番号:0438-22-3744

ファックス番号:0438-25-4587

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