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更新日:令和3(2021)年8月13日

ページ番号:28375

放射線についてのQ&A(健康)

Q1.今回の福島原子力発電所の事故を受け、千葉県の放射線量はどのような状況ですか。

A1.千葉県内では、市町村と連携して平成23年5月31日から県内の保育園、小学校、公園等において大気中(地上0.5m及び1.0m)の放射線量を測定しています。

放射線量は県内でも地域によって差があり、東葛地域の一部で、やや高い放射線量が観察されている地域もあります。

千葉県では、市町村とも協力しながら、県内各地の放射線量を継続的に測定し、公表しています。

<参考>

放射線等測定結果

放射線医学総合研究所ホームページ外部サイトへのリンク

東北地方太平洋沖地震に伴い発生した原子力発電所被害に関する放射能分野の基礎知識(国立がん研究センター)外部サイトへのリンク

Q2.今回の事故後に県内で観測されたような量の放射線が子どもの健康に与える影響はありますか。

A2.子どもは大人に比べ放射線の感受性が高いといわれています。

低い線量の放射線を受けた場合の長期的な健康への影響については、現時点では確立した科学的根拠がない状況です。

国が設置した「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」の中間取りまとめ(平成26年12月22日公表)では、「国際機関の評価と同様、今般の原発事故による放射線被ばく線量に鑑みて福島県及び福島近隣県においてがんの罹患率に統計的有意差をもって変化が検出できる可能性は低いと考える。また、放射線被ばくにより遺伝性影響の増加が識別されるとは予想されないと判断する。さらに、今般の事故による住民の被ばく線量に鑑みると、不妊、胎児への影響のほか、心血管疾患、白内障を含む確定的影響(組織反応)が今後増加することも予想されない。」とされています。

<参考>

東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議中間とりまとめ外部サイトへのリンク

福島県民に対する県民健康調査(福島県ホームページ)外部サイトへのリンク

放射線被ばくによる小児の健康への影響について(日本小児科学会平成23年5月27日)外部サイトへのリンク

放射線被ばくによる小児の健康への影響について:追加資料(日本小児科学会平成25年7月23日)外部サイトへのリンク

子育てのための生活安全講座(財団法人母子衛生研究会平成23年5月27日)外部サイトへのリンク

Q3.放射線被ばくから子どもの健康を守るため、どのように対応をすれば良いですか。

A3.放射線量は地域によって違いがありますが、放射線被ばくの影響をできるだけ減らす工夫をすることが必要です。その方法として、以下のようなことに気を付けましょう。

  • (1)雨水・泥・土の溜まりやすい場所に近づかない。
  • (2)屋外での活動後は手や顔を洗い、うがいをする。
  • (3)土や砂が口に入らないように注意する。
  • (4)土や砂が口に入ったら、よくうがいをする。
  • (5)登校・登園、帰宅時に靴の泥をできるだけ落とす。

 

<参考>

千葉県測定マニュアルに基づき市町村が実施した空間線量の測定結果等について

個人住宅を対象とするホットスポット発見/除染マニュアル(日本放射線安全管理学会ホームページ)外部サイトへのリンク

Q4.母乳を飲ませても大丈夫ですか。

A4.市民団体や厚生労働省が4月に実施した調査で、一部県内居住者の母乳から放射性物質が検出されました(その後、厚生労働省が5月に実施した調査では県内居住者の母乳からは放射性物質は検出されませんでした。)。

検出された放射性物質の量をもとに、日本産婦人科学会、日本未熟児新生児学会、日本周産期・新生児学会、日本小児科学会等の母子保健専門家の発表内容を踏まえれば、千葉県で生活する母親が、授乳をあえて中断する必要はありません。

<参考>

「母乳中放射性物質濃度等に関する調査」についてのQ&A(日本小児科学会等)外部サイトへのリンク

【平成23年4月30日公表】(厚生労働省)外部サイトへのリンク

【平成23年6月7日公表】(国立保健医療科学院)外部サイトへのリンク

放射性ヨウ素(I-131)が検出された母乳に関し、乳児への影響を心配しておられる授乳中女性へのご案内(日本産科婦人科学会平成23年5月2日)外部サイトへのリンク

母乳中の放射性物質に対する見解(日本未熟児新生児学会、日本周産期・新生児医学会平成23年5月13日)外部サイトへのリンク

Q5.放射線に関する相談はどこで対応していますか。

A.5放射線に関する相談は、「放射能に関する総合電話窓口」に御相談ください。なお、健康福祉部健康づくり支援課・児童家庭課又は各健康福祉センター(保健所)でも相談可能です。

名称

電話番号

管轄市町村

放射能に関する総合電話窓口

(災害復旧・復興本部)

043-223-3406  

健康福祉部

健康づくり支援課

児童家庭課

 

 

043-223-2405

 

043-223-2329

 

習志野健康福祉センター(保健所)

047-475-5151

習志野市、八千代市、鎌ケ谷市

市川健康福祉センター(保健所)

047-377-1101

市川市、浦安市

松戸健康福祉センター(保健所)

047-361-2121

松戸市、流山市、我孫子市

野田健康福祉センター(保健所)

04-7124-8155

野田市

印旛健康福祉センター(保健所)

043-483-1133

成田市・佐倉市・四街道市・八街市・印西市・富里市・酒々井町・白井市・栄町

印旛健康福祉センター(保健所)
(成田支所)

0476-26-7231

香取健康福祉センター(保健所)

0478-52-9161

香取市・神崎町・多古町・東庄町

海匝健康福祉センター(保健所)

0479-22-0206

銚子市・旭市・匝瑳市

海匝健康福祉センター(保健所)
八日市場地域保健センター

0479-72-1281

山武健康福祉センター(保健所)

0475-54-0611

東金市・山武市・大網白里町・九十九里町・芝山町・横芝光町

長生健康福祉センター(保健所)

0475-22-5167

茂原市・一宮町・睦沢町・長生村・白子町・長柄町・長南町

夷隅健康福祉センター(保健所)

0470-73-0145

勝浦市・いすみ市・大多喜町・御宿町

安房健康福祉センター(保健所)

0470-22-4511

館山市・南房総市・鋸南町・鴨川市

安房健康福祉センター(保健所)
鴨川地域保健センター

04-7092-4511

君津健康福祉センター(保健所)

0438-22-3743

木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市

市原健康福祉センター(保健所)

0436-21-6391

市原市

千葉市保健所外部サイトへのリンク※1

043-238-9920

千葉市

船橋市保健所外部サイトへのリンク※2

047-431-4191

船橋市

柏市保健所外部サイトへのリンク※2

04-7167-1255

柏市

※1.政令市の保健所です。
※2.中核市の保健所です。

放射線による健康影響等に関するポータルサイト

放射線による健康影響等に関するポータルサイト(環境省)外部サイトへのリンク

その他詳細は

放射線医学総合研究所ホームページ外部サイトへのリンク

東北地方太平洋沖地震に伴い発生した原子力発電所被害に関する放射能分野の基礎知識(国立がん研究センター)外部サイトへのリンク

緊急被ばく医療Q&A(放射線医学総合研究所)外部サイトへのリンク

東北地方太平洋沖地震関連情報(文部科学省)外部サイトへのリンク

放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料(環境省)外部サイトへのリンク

をご覧ください。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康づくり支援課地域健康づくり班

電話番号:043-223-2403

ファックス番号:043-225-0322

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