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更新日:令和5(2023)年7月7日

ページ番号:336034

昨日、私の叔父が脳梗塞といわれ内科の病院に入院しました。脳外科の病院でなくて大丈夫でしょうか。

質問

昨日、私の叔父が脳梗塞といわれ内科の病院に入院しました。脳外科の病院でなくて大丈夫でしょうか。

回答

脳梗塞は脳の血管が詰まってしまうために起こる病気です。脳梗塞の治療には、発症してすぐに行う治療と、再発予防の為の治療があります。
脳梗塞自体の治療としては、急性期に行う再開通治療があります。t- PA という薬の点滴治療により血のかたまりを溶かす方法や、カテーテルという管を詰まった場所まで入れて治療する血管内手術による経皮的血栓回収術などが行われていますが、再開通の結果、脳内出血などを起こす危険性もあります。これらの治療を行うには、t-PA治療では症状が出てから4.5時間以内、血栓回収療法では最長24時間程度と時間の制限があります。また、治療は、脳梗塞で脳が死んでしまう前に行わなければなりません。そのため、症状に気づいたらすぐに救急車を呼んで適応の判断や治療可能な病院に運ぶ必要があります。特に、カテーテル治療が常時可能な病院はごく限られています。救急隊は、脳卒中を疑った場合、適切な病院を選定してくれます。
 これらの急性期治療の対象にならない場合は、多くの場合、できるだけ早期からのリハビリテーションと、再発予防のための治療が行われます。
 再発予防のために外科的手術を行う場合がありますが、かなり限られた場合と言って良いでしょう。理想を言えば、神経内科医、脳外科医などの専門医や脳卒中専門医のいる病院がいいでしょう。
脳卒中の再発予防に最も重要なのは、高血圧、高脂血症、糖尿病など内科的管理が中心となります。

詳しくは、主治医またはお近くの医療機関に御相談ください。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉指導課企画情報班

電話番号:043-223-2607

ファックス番号:043-222-6294

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