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更新日:令和5(2023)年1月30日

ページ番号:336033

酒を嫌いになる薬があると聞いたのですが。

質問

酒を嫌いになる薬があると聞いたのですが。

回答

現在、アルコール依存症に対しての薬物療法としては、

  1. 断酒することで生じる離脱症状(不眠や不安、せん妄など)に対して、体内でアルコールと置き換えることにより離脱症状の出現を防ぐ薬
  2. アルコールを代謝する酵素の働きを抑え、アルコールが分解されずにいつまでも体内に残り、不快な酔い方をさせ、断酒の動機づけとする薬(抗酒剤)
  3. .飲酒欲求を減少させる薬、の3つのものがあります。

これらの薬は、決して酒が嫌いになる訳ではなく、「酒を飲まなくても落ち着いて過ごせる」「酒を飲まないようにしようという気持ちを高める」「酒を飲もうと思わないようにする」働きがあります。
気をつけなければならないのは、「抗酒剤」を服用していると全くアルコールが分解できなくなるため、日頃どんなに大酒飲みの人であってもほんの少量のアルコールでたちまち「急性アルコール中毒」になってしまいます。こうした場合、命に関わる事態になり得ます。
アルコール依存症の治療は、薬物療法だけでは効果が見られません。通院や入院、勉強会や認知行動療法などの“精神療法”と並行して進めていく必要があります。

なお、このページは一般的な事例をまとめたものです。下記の問い合わせ先で個別の相談は受け付けておりません。

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所属課室:健康福祉部健康福祉指導課企画情報班

電話番号:043-223-2607

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*****このページは一般的な事例をまとめたものです。
こちらの問い合わせ先で個別の相談は受け付けておりません。*****

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