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更新日:平成29(2017)年7月26日

こどもの熱性けいれんについて教えてください。

質問

こどもの熱性けいれんについて教えてください。

回答

まず、けいれんと「ひきつけ」は同じ意味であること、けいれんとは脳波の異常にともなって体の一部または全体が硬くなったりふるえたりすること、けいれんを起こすことがすなわちてんかんを意味しないことを理解しなければなりません。
以下、熱性けいれんの9つのキーポイントをあげます。

1.熱が出たときに起こるけいれんが全て熱性けいれんではありません
2.熱性けいれんは乳幼児の病気です
3.熱性けいれんがおこりやすいのは、熱が出てから1日以内です
4.熱性けいれんが起こったら、まず気持ちを落ちつかせること、これが最も大切なことです
5.ジアゼパム座剤投与が熱性けいれんの予防法です
6.一度熱性けいれんをおこしたこどもの半分以上はくり返しません
7.ほとんどの熱性けいれんでは後遺症はありません
8.熱性けいれんとてんかんをはっきり区別できる確実な方法はありません
9.熱性けいれんでは予防接種は可能です

1.熱が出たときに起こるけいれんが全て熱性けいれんではありません
乳幼児期に起こる38℃以上の発熱にともなって生じたけいれんを言います。ただし、脳の細菌・ウイルスによる感染症、脱水症、電解質の異常などによるけいれんは除きます。つまり初めての発熱にともなうけいれんの時は、他の病気である可能性も考えなければなりません。

2.熱性けいれんは乳幼児の病気です
一般的には生後6か月から6歳くらいまでと考えられています。そのうち、3歳までに始まることが圧倒的に多く、2歳までに6割、3歳までに8割くらいの熱性けいれんが始まります。一方、熱性けいれんが見られなくなっていく年齢は小学校低学年くらいです。したがって、発熱にともなうけいれんといっても、年長の学童の時におこすようであれば、小児科の先生に相談しましょう。つまり熱性けいれん以外の病気も考えられるからです。熱性けいれんは決してまれな病気ではありません。だいたい、12~13人に1人のこどもが一度は経験しています。

3.熱性けいれんがおこりやすいのは、熱が出てから1日以内です
熱性けいれんがおこるのは、まず第一に、約8割の人が熱が高くなった後24時間以内であること、特に急激な熱上昇時に起こりやすいとされています。けいれんの持続はほとんどの場合、2~3分くらいですが、時には30分以上続くこともあります。1日の内に2~3回おこすこともあります。熱性けいれんには遺伝的な要素が関係しており、熱性けいれんの子供の半分では親族に熱性けいれんをおこしたことがある人がいるといわれています

4.熱性けいれんが起こったら、まず気持ちを落ちつかせること、これが最も大切なことです
まず何よりも自分の気持ちを落ちつかせることです。それからジアゼパム座剤が数時間内に使われていなければ、これを使います。顔の表情、眼の偏りと動き、手足の変化、持続時間、けいれんの後の様子などに注意します。一応、治まったら体温を測りましょう。けいれんの最中、抱き抱えてもかまいませんが呼吸がしやすい楽な姿勢をとらせます。口の中に食物がある場合は取り除きますが、舌を噛まないためといって無理矢理口の中に布や棒を入れることは禁物です。すでに熱性けいれんとわかっていても、けいれんが10分以上続く場合は、病院へ行きます。けいれんが長いと二次的に身体に影響が出る恐れがあるからです。

5.ジアゼパム座剤投与が熱性けいれんの予防法です
医師が特殊な場合と考え投与することはありますが、現在では以前行われていた様な抗けいれん剤(てんかんの人たちが服用する薬)を継続的に使用することは一般的ではありません。38℃前後で早めに医師から処方されているジアゼパム座剤(商品名ダイアップ・和光堂発売)やジアゼパムシロップを投与することです。8時間間隔で2回投与することもあります。いずれにせよ、発熱後24時間内でのことです。いくら熱が何日も続くからといって毎日投与するようなことはありません。座剤は10~15分くらいで溶けて体内に吸収されます。つまり、それまでに便と一緒に出てくるようなことがあれば、もう一度使う方がよいでしょう。ジアゼパム座剤の一番の問題点は眠気が強くなることです。乳幼児の場合などには、逆に興奮気味になることもあります。

6.一度熱性けいれんをおこしたこどもの半分以上はくり返しません
熱性けいれんを1回おこしたこどもの半分以上はもう起こしません。でも3割は2回、1割くらいは3回以上おこします。1歳以下から始まった人はくり返しやすいとされています。

7.ほとんどの熱性けいれんでは後遺症はありません
熱性けいれんの大部分は、なんら後遺症を残すことなく自然に治まってしまいます。しかしながら、約3%位の子供がその後、てんかんになっていくと言われています。これは、熱性けいれんを起こしたことのない子供の5~6倍の確率です。ずいぶんと高い確率と思えるかもしれませんが、見方を変えてみると100人の熱性けいれんの子供の内、わずか3人しかてんかんにならないとも考えられます。長いけいれん、半身だけのけいれん、何回も繰り返す場合、1歳未満の始まり、精神運動発達に問題のある場合、てんかんの家族歴がある場合などはてんかんへ移行する率がある程度高いと考えられています。残念ながら現在の所、熱性けいれんの後のてんかんの発生予防に直接役立つ方法はありません。

8.熱性けいれんとてんかんをはっきり区別できる確実な方法はありません
家族にてんかん・熱性けいれんを持っているかどうか、すでに脳障害を持っているかどうか、発病年齢、けいれんの回数、けいれんの持続時間、半身だけにおこったかなどを考慮して、てんかんへ移行しやすいかどうかを推定することはできます。また、脳波の異常がある方がてんかんへ移行しやすいとも言われています。しかしこのことがあれば確実にてんかんへの移行が考えられるという指標はありません。

9.熱性けいれんでは予防接種は可能です
基本的には接種可能です。ただし接種によって熱が出ることもあり、その際、熱性けいれんが起きやすいということはあります。特に30分以上も続く重積(じゅうせき)けいれんを一度起こした子供の場合は、注意が必要です。医師と相談する必要があります。

問い合わせ先 児童家庭課 電話 043-223-2323

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉指導課企画情報班

電話番号:043-223-2607

ファックス番号:043-222-6294

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