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更新日:平成29(2017)年11月3日

大動脈瘤はどのような場合に手術が行われますか。

質問

大動脈瘤はどのような場合に手術が行われますか。

回答

大動脈の壁が弱くなり、圧力(血圧)により風船玉のようにふくれてしまう病気が大動脈瘤です。この大動脈瘤は、胸部にできる胸部大動脈瘤と、腹部にできる腹部大動脈瘤に分けられます。

1.胸部大動脈瘤
胸部大動脈瘤は、動脈硬化や動脈の炎症、動脈壁の変性(マルファン症候群など)で発症します。拡大だけでは無症状の事が多く、胸部X線写真撮影などを契機に見つかる場合もあります。破裂を予防する事が基本的な治療であり、破裂の危険度は瘤の大きさとある程度の関連があります。一般的に、瘤の大きさで5cmから6cm以上に達した場合に手術を考慮します。手術方法は、瘤の部分を人工血管で置換する方法ですが、大動脈のどの部位に生じた瘤かにより手術中の補助手段や手術の危険度が異なります。胸部大動脈瘤は心臓や脳に近い部位に生じることが多く、侵襲の高い手術の1つといえます。

2.腹部大動脈瘤
腹部大動脈瘤は、そのほとんどの原因が動脈硬化です。通常、瘤の直径で5センチ前後が手術の適応となります。無症状のことが多く、破裂前に予防的な治療が必要です。手術治療は人工血管置換術が一般的ですが、患者さんの病状や、瘤の形からステント留置術という比較的患者さんへの負担の少ない方法を選択する場合がありますが、現在のところまだ新しい方法であり、実施施設も限られています。

3.解離性大動脈瘤(胸部)
大動脈の血管は、血液に接する内膜と、平滑筋からできた中膜、一番外側の外膜の3重の構造になっています。大動脈解離では、この内膜に亀裂が起こり、中膜に血液が流入し、その血圧で大動脈の壁がはがれた状態(解離)となります。解離は最初に内膜が亀裂を生じた部位から上流下流方向に波及していくのが通常で、このため大動脈から分岐する種々の枝の血流を障害する危険が生じます。解離性大動脈瘤は突然に解離による胸部や背部の激痛で始まるのが特徴的です。そのため大動脈壁の解離が広がるにつれて前胸部から背部、さらに腹、腰などに痛みが移動することがあります。大動脈壁がいったん解離すると、その壁は薄くなってしまいます。解離を起こした部位によっては48時間以内に、約半分の人が破裂等により命を落とすといわれ、心臓血管病の中でも突如発症する恐い病気のひとつです。胸部大動脈は脳や心臓に近い部位に位置しており、解離の手術ではこの部位を修復するので侵襲や危険度の高い手術の1つといえます。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉指導課企画情報班

電話番号:043-223-2607

ファックス番号:043-222-6294

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