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更新日:令和5(2023)年10月24日

ページ番号:335943

ペースメーカー植え込み手術は、どのような場合に必要ですか。

質問

ペースメーカー植え込み手術は、どのような場合に必要ですか。

回答

 めまい、軽いふらつき、失神(一過性の意識消失発作)、目の前が一時的に暗くなる、易疲労感(ちょっとした運動や移動だけでも疲れてしまう疲労感)、労作時(運動時)の息切れ、動悸などの症状がある方の中には、脈が極端に遅いことが症状の原因となっていることがあり、ペースメーカーの植込みが必要となることがあります。適応となる病名としては、洞不全症候群や完全房室ブロックなどがあります。
 一方、易疲労感(ちょっとした運動や移動だけでも疲れてしまう疲労感)、労作時(運動時)の息切れなどは、心臓の機能が低下しているときに起こることがあり、そういう症状のある方の中に特殊なペースメーカー(両心室ペースメーカー)が適応となる方がいます。また、心室頻拍や心室細動など危険な不整脈を持つ方に救命を目的に除細動機能付きペースメーカーが植え込まれることもあります。
 いずれも専門医が検査、診断し患者さんの生活の向上、生命予後の改善が見込まれると考えられる際にペースメーカー植え込み手術が考慮され、患者さん本人の意思を確認した上で行われます。
 マラソン、水泳などの選手で激しい運動を日常から行っている人の中には、脈が遅くなる場合がありますが、強い自覚症状がなければ治療の必要はありません。病院等で心臓の薬を飲んでいる方の中には、薬の働きで脈が遅くなることがあります。
 気になるときは、まずかかっている先生に相談しましょう。また、無症状でも、検査上、長い心停止や、極端に遅い脈を認めた方もペースメーカー手術が必要となることがあります。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉指導課企画情報班

電話番号:043-223-2607

ファックス番号:043-222-6294

*****このページは一般的な事例をまとめたものです。
こちらの問い合わせ先で個別の相談は受け付けておりません。*****

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