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報道発表案件

更新日:令和3(2021)年8月5日

ページ番号:450329

海水浴場の安全対策について

緊急事態宣言の発令により、

8月2日より千葉県内全ての海水浴場は閉鎖となりました

 

発表日:令和3年7月15日
商工労働部観光企画課
県土整備部河川環境課
環境生活部水質保全課

 この夏、千葉県内では11箇所の海水浴場が開設されますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響等を受け、49箇所の海水浴場の開設が見送られることとなりました。
 開設する海水浴場では感染防止対策を徹底いたします。また、開設しない海水浴場においては、水難事故防止のため、県、市町村、関係機関が連携してしっかり安全対策に取り組んでまいります。
 なお、開設予定の海水浴場については、調査の結果、いずれも海水浴が可能な水質でありますことを、併せてお知らせします。

1.県内海水浴場の状況

県内の海水浴場:19市町村・60箇所

(1)開設予定の海水浴場数:4市町・11箇所

(前年度は、県内全ての海水浴場の開設を見送り。)

  • 夷隅地域:御宿町(2)
  • 安房地域:鴨川市(4)、館山市(4)
  • 千葉地域:千葉市(1)

(2)開設しない海水浴場数:17市町村・49箇所(※)

(御宿町、鴨川市は一部重複)

※海岸浸食や海流調査等の影響により近年開設していない3箇所も含む。

  • 海匝地域:銚子市(3)、旭市(2)、匝瑳市(1)
  • 山武地域:横芝光町(2)、山武市(5)、九十九里町(4)、大網白里市(1)

  • 長生地域:白子町(1)、長生村(1)、一宮町(1)

  • 夷隅地域:いすみ市(2)、御宿町(1)、勝浦市(4)

  • 安房地域:南房総市(10)、鴨川市(1)、鋸南町(5)

  • 君津地域:富津市(5)

2.開設する海水浴場の感染防止対策

海水浴場の開設にあたっては、下記の感染対策を徹底いたします。

(1)基本的な対策

  • 「3つの密(密閉、密集、密接)」の回避
  • マスクの着用(特に飲食中の会話の際は、マスク着用を徹底)
  • 手洗い・手指消毒の徹底
  • 海の家におけるアクリル板の設置やドアノブ等の消毒など業種別ガイドライン等に基づく感染防止策の遵守を徹底

(2)その他の対策

上記対策のほか、混雑状況に応じて、さらなる対策を実施します。

(例示)

  • 海水浴場の入口に係員を配置して人数管理
  • ロープや杭でエリアを区切り、人と人との十分な間隔を確保
  • 海水浴場の混雑状況をホームページで定期的な情報発信
  • 密にならないように、ライフセーバー等から呼びかけ
  • 混雑回避のための駐車場の利用制限
  • 仮設シャワーやトイレの設置、近隣ホテル等にシャワーやトイレの利用について協力を依頼

3.開設しない海水浴場の安全対策

(1)県内・県外への広報・啓発

開設しない海水浴場の情報や遊泳の危険性を広報

  • 各種広報媒体を活用した情報発信
    (県民だより、市町村広報紙、ホームページ、SNS、テレビ及びラジオの広報番組など)
  • 千葉県公式観光物産サイト「まるごとe!ちば」による情報発信
  • 学校を通じて、小・中学校及び高等学校の児童・生徒への注意喚起
  • 県や市町村等の広報車による呼びかけ

(2)看板設置による来訪者への周知

海水浴場への進入路や海岸に「遊泳危険」の注意喚起看板を設置

(3)海岸の巡回、注意喚起

警備員等が海岸を巡回し、来訪者に対し「遊泳危険」や「密を避けること」等を呼びかけ。

  • 警備員による巡回パトロール
  • 県、市町村等職員による巡回パトロール
  • 防犯協会の青色回転灯装着車両(青パト)によるパトロール
  • 防災無線等による注意喚起の呼びかけ

(4)海上保安庁による安全対策

  • 巡視船艇及び航空機によるパトロール
  • 商業施設等でのポスター掲示による注意喚起

4.開設予定海水浴場の水質調査結果

(1)調査海水浴場

4市町11箇所

(2)調査期間

令和3年4月20日から5月31日まで

(3)調査項目

ア 判定基準項目:ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)、透明度
イ 放射性物質:セシウム134、セシウム137
ウ その他の項目:病原性大腸菌O-157、水素イオン濃度(pH)、気温、水温

(4)結果概要

ア 水質判定は、開設予定の全ての海水浴場で「適」または「可」でした。

  • 「適」判定の海水浴場・・・10箇所
    「水質AA」・・・・・・6箇所
    「水質A」 ・・・・・・・4箇所
  • 「可」判定の海水浴場・・・1箇所
    「水質B」 ・・・・・・・1箇所
    「水質C」 ・・・・・・・なし

イ 放射性物質は、全ての海水浴場で不検出でした。

ウ 病原性大腸菌O-157は、全ての海水浴場で不検出でした。

※なお、遊泳期間中に実施した放射性物質の調査結果は、千葉県ホームページにより公表します。

不検出

○水質判定結果一覧表(水浴場水質判定基準(環境省))
判定 令和3年度
調査結果
水浴場水質判定基準
ふん便性
大腸菌群数
油膜の
有無
COD 透明度
水質AA

6

認められ
ない
2mg/L以下 全透
(水深1m以下)
水質A 4 100個/100mL以下
水質B 1 400個/100mL以下 常時は
認められない
5mg/L以下 1m未満
~50cm以上
水質C 0 1,000個/100mL以下 8mg/L以下
不適 0 1,000個/100mL超えるもの 常時認められる 8mg/Lを超えるもの 50cm未満
合計 11  

判定に用いる測定値は、2日間の平均値による。

○水浴場の放射性物質に係る水質の目安(水浴場の放射性物質に関する指針(環境省))

放射性セシウム134及び放射性セシウム137の合計:10ベクレル/リットル以下

内容についての照会先

「3.開設しない海水浴場の安全対策」のうち、警備員による巡回パトロール及び看板設置に関すること

県土整備部河川環境課

電話番号:043-223-3154

水質調査結果

環境生活部水質保全課

電話番号:043-223-3818

上記以外

商工労働部観光企画課

電話番号:043-223-2486

お問い合わせ

所属課室:商工労働部観光政策課

電話番号:043-223-2417

ファックス番号:043-225-7345

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