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令和元年度千葉県の児童虐待の状況について

発表日：令和2年11月18日
健康福祉部児童家庭課

1.概要

千葉県のみの児童相談所の児童虐待に関する相談対応件数は、令和元年度では9,061件であり、前年度と比較すると1,514件増加しています。

また、千葉市を含めると10,715件となり、前年度と比較すると1,655件増加しています。

• 虐待の類型別では、身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクトのいずれも増加しており、その中でも身体的虐待が最も増加しています（前年度比＋754件）。
• 主な虐待者別では、実父及び実母からの虐待が増加しており、両方を合わせると件数全体の90％を超えます。
• 被虐待児の年齢別では、すべての年代で増加していますが、特に小学生が増加しています（前年度比＋689件）。
• 通告の経路別では、「警察等」（前年度比＋493件）、「近隣・知人」（同＋363件）、「学校」（同＋215件）からの増加が大きくなっています。

全国における千葉県の順位は、第4位（千葉市を含まない）であり、平成26年度から順位は変わっていません。

令和元年度の件数の大幅な増加については、児童虐待への関心が高まったことによるものと考えられます。

2.相談対応件数

令和元年度（平成31年4月から令和2年3月末までの1年間）に、県所管の児童相談所の児童虐待に関する対応件数は、9,061件でした。

相談対応件数の一覧

平成27年度	平成28年度	平成29年度	平成30年度	令和元年度
5,568	6,775	6,811	7,547	9,061

参考資料：令和元年度千葉県の児童虐待の状況について(速報値）（PDF：183.3KB）

               令和元年度千葉県の児童虐待の状況について(確定値)（PDF：312.5KB）

3.報道発表資料

報道発表資料（PDF：84.4KB）

報道発表用記事