ここから本文です。

更新日:令和3(2021)年11月10日

ページ番号:18730

平成30年度第2回千葉県コンプライアンス委員会議の概要

1.日時

平成30年8月21日火曜日午前9時30分から正午

2.場所

県庁本庁舎5階特別会議室

3.出席者

【委員】

真田会長、安田委員、若松委員、桐ヶ谷委員

【県】

飯田総務部長、清水総務部次長、山口総務課長、吉野行政改革推進課長、新村特別監察室長、

河南県土整備部長、舘野県土整備部次長、高梨県土整備政策課長、山下建設・不動産業課長、

萬谷水道局総務企画課長、橋谷田水道局財務課副参事兼経理室長

4.議題

(1)東葛飾土木事務所における官製談合防止法違反事件への対応について

ア.官製談合防止法違反事件に係る調査結果(素案)について

イ.今後の再発防止に向けた取組(素案)について

ウ.千葉県職員倫理条例(仮称)等の制定(素案)について

(2)千葉県コンプライアンス基本指針の改正(素案)について

(3)平成30年度千葉県コンプライアンス推進計画(素案)について

【会議資料】

【資料1】官製談合防止法違反事件に係る調査結果(概要)(素案)(PDF:204KB)

【資料2】今後の再発防止に向けた取組(概要)(素案)(PDF:177KB)

【資料3】千葉県職員倫理条例(仮称)等の制定について(素案)(PDF:668KB)

【資料4】千葉県東葛飾土木事務所における官製談合防止法違反事件に係る調査報告書(素案)(PDF:1,209KB)

【資料5】「千葉県コンプライアンス基本指針」の改正について(素案)(PDF:491KB)

【資料6】「平成30年度コンプライアンス推進計画」について(素案)(PDF:627KB)

5.議事概要

(1)東葛飾土木事務所における官製談合防止法違反事件への対応について

資料1から4に基づき、事務局から概要説明。

委員からの意見等

(1)調査報告に対する委員の主な意見

ア.接待・情報漏洩に係る再調査

  • 強制的な調査権限がない中で十分な調査を行ったと評価できる。
  • 会食に参加した職員の行動に適切さを欠く点があったという判断も妥当である。

イ.公共工事に係る日常業務での外部とのやりとり等に関する調査

  • 調査の対象を広げて職員の率直な声を聞いたという点で評価できる。
  • 職員は大きな危機感を持って回答したと思われる。公共工事以外にも利害関係者がいる事業があることを考えると、全庁レベルで危うい状況にあると認識する必要がある。氷山の一角との意識を持ち、しっかりと対策を取るべきである。

(2)再発防止策に対する委員の主な意見

ア.総論

  • 再発防止策については、多岐にわたり漏れがないかたちで対策がとられている。
  • 全てを実施するのは大変だろうが、1つずつ着実に進めていってほしい。

イ.職員に対するコンプライアンス研修の充実

  • 所属長が起こした事件であるという認識のもと、所属長に対し継続的に研修を実施することは、所属長のコンプライアンスの意識を高めるうえで必要なことである。

ウ.各所属におけるコンプライアンスの推進

  • 所属長は部下に範を示す立場であり、所属長のコンプライアンス推進における主体的な関わりを明確にしたことは、大事なことである。

エ.内部通報制度・情報管理

  • 内部通報や相談機能の充実など、職員が相談する機会を増やすように取り組む必要がある。
  • 情報流出のリスクを考え、情報を取り扱う者を限定していくことを検討する必要がある。

オ.外部からの働きかけ

  • 外部からの働きかけの記録制度について、まずはOBを対象とすることでよいが、他県の制度なども調査・研究し、将来的には、職員を守るため、誰からということを限定せずに働きかけを記録していくことを検討すべきである。

(3)職員倫理条例及び規則に対する委員の主な意見

ア.総論

  • 利害関係者との関係について、条例や規則で明文化することはよいことである。
  • まずは規定の内容を倫理法や倫理規程に倣って制定することについても妥当である。

イ.内容

  • 職員が萎縮して、民間との有益な情報交換の機会を避けるなど、内部に閉じこもることがないように、バランスのとれた対策をとっていくことが必要である。
  • 国に倣うのもよいことであるが、安易に倣って過剰な自己規制にならないようにすることが大切である。特に、倫理規程の制定時にはゴルフ接待が問題となっていたが、それから17年ほど経ち、ゴルフに対する世間の見方も変わってきている中で、ゴルフを禁止することがよいのかという意見もありうる。情勢にあわせて条例や規則を見直し、必要であれば、おそれずに改正を行うべきである。
  • 懲戒処分の基準を設ける以上、条例や規則の制定にあたっては、規定の文言を十分に検討した上で厳格に用いていく必要がある。

ウ.研修・相談

  • 職員倫理条例の定着には時間がかかるので、職員の内面に定着するよう粘り強く研修を行うことが大切である。そのためには、座学だけではなく、ロールプレイを取り入れるなど実効性のある研修を行う必要がある。
  • 条例や規則を制定しても、必ず職員として迷う場面(グレーゾーン)が出てくるので、その時に判断が迷うことがないよう、研修や相談機能を設けることが重要である。

(2)千葉県コンプライアンス基本指針の改正(素案)について及び(3)平成30年度千葉県コンプライアンス推進計画(素案)について

資料5から6に基づき、事務局から概要説明。

委員からの意見等

特段の意見なし。

お問い合わせ

所属課室:総務部総務課リスクマネジメント推進室

電話番号:043-223-4455

ファックス番号:043-225-1904

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?