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更新日:令和6(2024)年3月22日
ページ番号:3597
食品化学研究室では、私たちが安心して食事できるよう、食品の安全性を確保するための検査と調査研究に取り組んでいます。
食物アレルギーを起こす食品のうち、えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)の8品目は、原材料に表示する義務があります。県内に流通する食品について、表示が適正に行われているかを確認するため、消費者庁から通知された「アレルゲンを含む食品の検査方法」に基づき、検査を行っています。
遺伝子組換え農作物とその加工食品については、その旨を表示する義務があります。表示義務対象食品のうち、県内に流通する大豆、ばれいしょ、米などの食品(加工食品を含む)について、表示が適正に行われているかを確認するため、厚生労働省から通知された「安全性未審査の組換えDNA技術応用食品の検査方法」及び消費者庁から通知された「安全性審査済みの遺伝子組換え食品の検査方法」に基づき、検査を行っています。
県産ハチミツ及び輸入水産物に使用されている動物用医薬品について、残留量が基準値に適合しているかを確認するための検査を行っています。
平成23年に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、東日本で生産または製造された県内流通食品及び県産野生鳥獣肉について、平成24年2月より放射性セシウムの検査を行っています。
県産の岩カキ・真カキについて、麻痺性貝毒及び下痢性貝毒の検査を行っています。また、県内に流通しているふぐの加工品について、ふぐ毒の検査を行っています。
県産落花生、輸入ナッツ、乾燥果実及び牛乳について、カビ毒(アフラトキシン)のモニタリング検査を行っています。
<課題研究>
LC-MS/MSを用いた麻痺性貝毒及びふぐ毒の一斉分析法の確立
<受託研究>
食品添加物一日摂取量実態調査(国立医薬品食品衛生研究所)
(参考)衛生研究所年報
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