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葛南港湾事務所・海の清掃

港の清掃

葛南港区では、県民生活に密接な食品、工業製品、建設・建築資材、石油製品等が大量に国内外から搬出入され、その扱い量はおよそ20,000千トンにも達します。

この港を安全に快適に使い、周辺地域と調和の取れた環境を維持するため、港湾施設や海岸保全施設等の維持管理に留まらず、海域・陸域の清掃管理も行っています。

増える需要と実態

港の需要が増えるにつれて航行する船舶も増えるため、油流出事故や積荷の落下、不法投棄などによって港が汚される危険性も増してきています。更に近年は、陸域からも、粗大ごみ等の不法投棄が後を絶たず、港の清掃管理上の大きな課題となっています。

このような実態から、千葉県に加え地元市や近隣企業等によって「葛南清港会」が設立され、毎日葛南港区の清掃活動を行っています。

清掃活動

葛南清港会による清掃活動は、清掃船「せいかい」による浮遊ゴミの回収が主となっています。回収されたゴミは、せいかいに積載された専用コンテナに載せて集められ、陸揚げされた後に適切に処理されています。

このほかに、葛南清港会では臨港道路などの除草作業も行っています。

清掃活動の内訳

令和4年度の清掃活動の内訳は次のとおりです。

清掃の内訳

海上清掃	塵芥・流木等の浮遊ゴミの収集量	813立方メートル
陸上清掃	塵芥や土砂等の処理量	41立方メートル
	歩道等の草刈量	30立方メートル