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更新日:令和5(2023)年4月30日

ページ番号:333055

千葉県病院局

第1回県立病院将来構想検討会開催結果概要

平成20年6月9日
病院局経営管理課
電話:043-223-3966

1.日時

平成20年4月25日(金曜日)午後1時から

2.場所

ペリエ千葉6階「蓬莱」

3.出席委員

高木委員、島崎委員、川村委員、鈴木委員、吉田委員、新井委員、谷田部委員、志賀委員、田嶋委員、宮坂委員(順不同)

4.傍聴等

傍聴者7名、報道関係者4名

5.会議次第

(1)開会

  • ア:病院局長あいさつ
  • イ:委員及び病院局幹部職員紹介

(2)座長選出

(3)議事

  • ア:千葉県立病院将来構想検討会の目的等について
  • イ:その他

(4)閉会

6.概要

(1)座長選出

委員の互選により、高木委員が座長に選出された。

(2)議事

ア.千葉県立病院将来構想検討会の目的等について

(ア)事務局説明

資料1(PDF:53KB)により説明>

(イ)主な意見及び質疑応答
意見

医師の臨床研修制度が大幅に変わった中で、今大変な状況になってきている。特に救急の部分では、平成19年度1年間で言うと、救急車を年間8台使っているが、広域行政組合でやっていて、7千数百回出動している。そのうち、3千件余りが急病ということで、そのうちの6割を山武郡の域外に搬送せざるを得ない状況である。

前回の病院構想を踏まえて、千葉県立病院、組合立病院、町立病院と、三つ隣り合わせの町にあるのを、何とか一本化していこうという取り組みを進めてきたが、結果的にはうまくいかなかった。
将来、県立病院が担うべき役割の中で、地域のことは地域でということは、前回も検討に参画しているし、県の立場として先程の財政状況を見てもわかる。ただし、市町村がそれを担っていくべきだ、という書き方をされているが、市町村の方も県と同じ、あるいはそれ以上に財政的には厳しい状況である。今の状況で、特殊医療以外は市町村がやるべきだ、という論法は通らないのではないかと思っている。

今回、いろいろ病院の連携、医療センター立ち上げということでやってきて、挫折をしたが、その大きな要因というのが、県が撤退をしてしまうのだという思いが、住民のみならず、議員の中にもあったと思う。私は検討に加わっていたので、「それは撤退ではない、機能を引き継いで、それは県も支援をしていただいて、私どもも一緒にやっていくのだ」といくら説明しても、やはり県は撤退するのだという思いが、住民に即伝わっていってしまったというのが、一つの要因として挙げても過言ではないだろうと思っている。
全部県でやってくれとは言わないが、地域の実情に応じた、この中にも書かれているが、今の県立病院の機能を低下させないということを重点において結論を出す方向を検討いただきたいと考えている。

質疑

千葉県保健医療計画に、地域完結型の一般医療については、いろいろ書いてあるが、県は果たして何をやるのか、というのが非常に曖昧模糊としている。このあたりをどの様に理解すればいいのか、説明をお願いしたい。

回答

県財政とか医療資源とか、県立病院の役割として集中すべきは集中していこう、というのが書かれている一つの考え方だと思っている。積極的に支援していく、ということも書いてあり、どのような支援かは、今健康福祉部の方で、地元の東金市、大網白里町、九十九里町の関係については、話し合いがなされているところだと思っているし、新たな病院がどのような立ち上げがなされていくか、ということになると思っている。これからどう展開していくか、病院局としては申し上げられないが、ここではそのような考え方のもとに書かれていると考えている。

質疑

リハビリテーションセンターというのは、どこの所管か。

回答

県の健康福祉部の障害者福祉課で所管しており、一般会計でやっている。指定管理者制度で、定員は200名強である。

質疑

将来構想の中で、外部評価の導入というのがあったが、これは運用しているのか。また、オープンになっているのか。

回答

県立病院運営懇談会を設けて、外から評価していただいている。年1回、昨年度は2回開催したが、基本的には年1回である。
オープンになっており、傍聴自由である。

質疑

この検討会の進め方、具体的にどのようになっていくのか、イメージがわかないので、そのあたりを教えていただきたい。

回答

資料13ページ下段の今後のスケジュールにあるように、今日は、全体的な県の計画の中で病院局の計画がどのような位置づけになっているのか、どんな計画を持っているか、について説明した。

次回からは、実際に現地、特に老朽化している所などについて見ていただき、各病院の経営状況、現在の病院局の運営状況等についても説明させていただく。説明の中で、いろいろな質問、提案等に対して論点整理していく。将来構想について、今の経営状況、各病院の状況等を見ながら、それについてのご発言、さらに、今後病院局の形態がどのような形で進めていった方がいいのか、提案いただければありがたいと思っている。

質疑

保健医療計画の中では、センター的な専門病院の機能としては、これからも維持するということでいいか。

回答

保健医療計画の中では高度専門医療の分野については、循環型地域医療連携システムの中でも全県対応型等に位置づけられており、そういった意味から充実させていくという形で提示されている。

質疑

そうすると、5つのセンターがそのまま単独で維持するのか、あるいは将来構想にあるように、総合医療センターとして統合するのか、というような議論になっていくのか。

回答

そういったことも含めて、どうすれば現実的な形で機能していくのか、またスピード感というのもあると思うが、どういう形にしたらいいのか、議論していただければと思っている。

質疑

千葉におけるいろいろな取組状況がよくわからないので、教えていただきたい。一つは千葉県の保健医療計画、もう一つは公立病院改革プランの二つだろうと思うが、それ以外に、県立病院の役割が基本的には高度あるいは基幹的なということだとすると、ちょっと離れるかも知れないが、千葉県における医療全体の動きという観点では、例えば、地域ケア整備構想はどういった状況になっているのか。

それから、医療費適正化計画とはどういう関係になっているのか、それぞれ担当部局がどういう状況になっているのか教えていただきたい。

公立病院改革ガイドラインは、具体的には県立病院の場合はいろいろな調整が必要だとは思うが、誰(どの部局)がどういう形で進められていく形になるのか。この検討会で位置付けをしたとしても、それが県全体の位置付けとの関係で、どういう意味を持ってくるのかということのイメージがわきづらいので、教えていただきたい。

回答

健康、福祉、医療ということで、三つの計画が3連動ということでやっている。
公立病院改革ガイドラインについては、市町村の病院の関係もある。県で言えば市町村課や健康福祉部と役割分担をしている。
次回に、そのあたりをわかりやすいペーパーで示したいと思う。

イ.その他

《次回以降日程について、事務局から説明》

以上

お問い合わせ

所属課室:病院局経営管理課経営企画戦略室

電話番号:043-223-3967

ファックス番号:043-225-9330

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