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報道発表案件

更新日:令和7(2025)年8月1日

ページ番号:788183

職場におけるハラスメントに関する職員アンケート調査(病院局) 結果概要について

発表日:令和7年8月1日
病院局経営管理課

千葉県病院局では、良質で安心・安全かつ患者満足度の高い医療を提供し続けられるよう、職員一人ひとりが安心してその能力を十分発揮できる良好な職場環境づくりを進めており、その取組の参考とするため、職場におけるハラスメントに関する職員アンケート調査を実施しましたので、結果の概要を公表します。

今後とも、ハラスメントの防止や職員の更なる意識向上のため、職員アンケートや研修を実施するとともに、ハラスメント防止対策の徹底を図るなど、ハラスメントのない働きやすい職場づくりに取り組んでまいります。

I.アンケート調査の概要

1.趣旨

千葉県病院局では、職員が安心して働けるよう、パワハラ、セクハラ、マタハラ等(妊娠・出産・育児・介護に関するハラスメント)の防止に取り組んでいるところであり、職員の意識向上や、防止対策を進める上での参考とする。

2.調査対象

約3,300名
(臨時的任用職員や会計年度任用職員等を含む全職員)

3.回答数

1,333名

4.調査期間

令和7年3月4日(火曜日)から令和7年3月21日(金曜日)

5.実施方法

ちば電子申請サービス(匿名回答)

6.備考

  • 本アンケートは、回答者の認識等について記入したものです。
  • ハラスメントの認定に当たっては、被害を受けたとされる方の意見だけでなく、行為者とされる方への確認や、当該ハラスメントに関する客観的な事実やその状況等を複合的に考慮する必要があるため、回答の全てがハラスメントと断定するものではありません。
  • 本アンケート調査は、職員間におけるハラスメントを対象として実施しました。

II.調査結果の概要

回答者が受けたと感じたハラスメントに関すること

(1)過去3年間、職場においてパワハラ、セクハラ、マタハラ等のいずれかのハラスメントを受けたと感じたことがあると回答した職員
457名(34.3%)※1
 
(ハラスメント別)
項目 回答者数 割合
パワハラ 423名 31.7%(※1)
セクハラ   84名 6.3%(※1)
マタハラ等   43名 24.6%(※2)

※1「パワハラ、セクハラ、マタハラ等のいずれかのハラスメント」「パワハラ」「セクハラ」については、アンケート回答数1,333名を母数として割合を記載。
※2「マタハラ等」については、「過去3年間、千葉県職員である時に、妊娠、出産、不妊治療、育児又は介護をした経験がある」と回答した職員数175名を母数として割合を記載。

 
(2)受けたと感じたハラスメントについて、その行為をした人は誰か。(あてはまるもの全てを選択)
※(1)でハラスメントを受けたと感じたと回答した職員数(パワハラ423名、セクハラ84名、マタハラ等43名)を母数として割合を記載。
項目 パワハラ セクハラ マタハラ等
職場の上司 291名(68.8%) 37名(44.0%) 38名(88.4%)
職場の同僚  117名(27.7%) 19名(22.6%) 9名(20.9%)
職場の部下 20名  (4.7%) 2名  (2.4%)  1名  (2.3%)
他部署の職員 53名(12.5%) 18名(21.4%)  1名  (2.3%)
他の県立病院の職員 17名  (4.0%) 1名  (1.2%) 1名  (2.3%)
その他※ 34名  (8.0%) 16名(19.0%) 0名  (0.0%)
※「その他」(属性を自由記述)の内訳
・パワハラ:上記分類が困難な病院局職員28名、その他6名(県民、議員、他の医療機関の職員、外部の事業者)
・セクハラ:上記分類が困難な病院局職員5名、その他11名(県民、外部の事業者) 
(3)受けたと感じたパワハラは以下の6つのタイプのどれに該当するか。(あてはまるもの全てを選択)
※(1)でパワハラを受けたと感じたと回答した職員数(423名)を母数として割合を記載。
項目 回答者数 割合
身体的な攻撃 15名 3.5%
精神的な攻撃 323名 76.4%
人間関係からの切り離し 112名 26.5%
過大な要求 134名 31.7%
過少な要求 30名 7.1%
個の侵害 59名 13.9%
 
(4)受けたと感じたセクハラは以下の2つのタイプのどれに該当するか。(あてはまるもの全てを選択)
※(1)でセクハラを受けたと感じたと回答した職員数(84名)を母数として割合を記載。
項目 回答者数 割合

性的な言動への対応を原因として勤務条件(任用や給与等の取扱い)について
不利益を受けた。(対価型セクハラ)

19名 22.6%

性的な言動により職場環境が害され、業務の遂行に支障が出た。
(環境型セクハラ)

  67名 79.8%
 
(5)受けたと感じたマタハラ等は以下のどれに該当するか。(あてはまるもの全てを選択)
※(1)でマタハラ等を受けたと感じたと回答した職員数(43名)を母数として割合を記載。
項目 回答者数 割合
制度の利用を阻害する言動 28名 65.1%
制度を利用したことによる嫌がらせ 8名 18.6%
不利益な取扱いの示唆 11名 25.6%

回答者が見かけたハラスメントに関すること

(6)過去3年間、職場においてパワハラ、セクハラ、マタハラ等のいずれかのハラスメントと思われる行為を見かけたことがあると回答した職員
※アンケート回答者数1,333名を母数として割合を記載。
374名(28.1%)
 
(ハラスメント別)
項目 回答者数 割合
パワハラ 325名 24.4%
セクハラ 73名 5.5%
マタハラ等 67名 5.0%
 
(7)見かけたパワハラと思われる行為はどのような行為か。(あてはまるもの全てを選択)
※(6)でパワハラと思われる行為を見かけたと回答した職員数(325名)を母数として割合を記載。
項目 回答者数 割合
身体的な攻撃 15名 4.6%
精神的な攻撃 275名 84.6%
人間関係からの切り離し 95名 29.2%
過大な要求 69名 21.2%
過少な要求 36名 11.1%
個の侵害 44名 13.5%
 
(8)見かけたセクハラと思われる行為はどのような行為か。(あてはまるもの全てを選択)
※(6)でセクハラと思われる行為を見かけたと回答した職員数(73名)を母数として割合を記載。
項目 回答者数 割合

性的な言動への対応を原因として勤務条件(任用や給与等の取扱い)について
不利益を受けた。(対価型セクハラ)

19名 26.0%

性的な言動により職場環境が害され、業務の遂行に支障が出た。
(環境型セクハラ)

  61名 83.6%
 
(9)見かけたマタハラ等と思われる行為はどのような行為か。(あてはまるもの全てを選択)
※(6)でマタハラ等と思われる行為を見かけたと回答した職員数(67名)を母数として割合を記載。
項目 回答者数 割合
制度の利用を阻害する言動 45名 67.2%
制度を利用したことによる嫌がらせ 27名 40.3%
不利益な取扱いの示唆 20名 29.9%

お問い合わせ

所属課室:病院局経営管理課人事班

電話番号:043-223-3963

ファックス番号:043-225-9330

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