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報道発表案件

更新日:令和6(2024)年1月10日

ページ番号:630345

博物館研究員が房総の魅力を語る!「千葉学講座-千葉県誕生150年 今までとこれから-」

発表日:令和6年1月10日
県立中央博物館

県立博物館5館が合同開催する「千葉学講座(ちばがくこうざ)」は、房総の自然や歴史・文化など幅広い分野について、研究員が調査・研究した最新の活動成果をわかりやすく解説するものです。
今年度は「千葉県誕生150年 今までとこれから」をテーマに、2月3日(土曜日)、12日(月曜日・祝日)の2日間で4講座を開催します。この機会に千葉県の歴史を振り返り、その未来について考えてみませんか。

開催日時

令和6年2月3日(土曜日)、2月12日(月曜日・祝日)
各日午後1時から3時20分(午後0時30分 開場)

内容

開催概要

会場

県立中央博物館 講堂(千葉市中央区青葉町955-2)
オンライン同時配信

受講料

無料
(展示の観覧には入場料が必要です。一般300円、高大生150円、中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方とその介護者1人無料)

参加方法

会場参加(各日定員150人)
県立中央博物館1階ホールにて、当日先着順で受付
オンライン参加(定員なし)
各開催日の2日前までに、ちば電子申請サービスから申込み
ちば電子申請サービス外部サイトへのリンク

講演内容

2月3日(土曜日)

講演1「写真にみる人々の暮らしの歴史」
楽しかった谷津遊園での一コマ(1959年)楽しかった谷津遊園での一コマ(1959年)
13時5分から14時5分
県立中央博物館 生態・環境研究部長 島立 理子(しまだて りこ)
千葉県の150年の歴史は、私たちの何気ない日常の積み重ねです。県立中央博物館が所蔵する昭和10年代から平成に県内で撮影された写真を通して、千葉県に住む人たちの歩みを紹介します。
講演2「千葉県誕生150周年記念事業 房総の海をめぐる光と影とアート展 クワクボリョウタ《コレクション・ネット》をめぐって」
クワクボリョウタ《LOST#19 しおさいのくに》クワクボリョウタ《LOST#19 しおさいのくに》2023年 撮影 木奥惠三
14時15分から15時15分
県立美術館 研究員 松田 直子(まつだ なおこ)
クワクボリョウタは、電子機器をはじめさまざまなメディアを通して作品制作を行うアーティストです。千葉県誕生150周年を記念して、クワクボに「房総の海」をテーマに作品制作を依頼した展覧会《コレクション・ネット》を振り返ります。

2月12日(月曜日・祝日)

講演1「房総のむらにおける上総掘(かずさぼ)り技術の再現」
上総掘りの足場上総掘りの足場
13時5分から14時5分
県立房総のむら 学芸員 鈴木 啓太(すずき けいた)
上総掘りは、明治中期頃、上総地方で考案された深井戸掘り工法であり、国の重要無形民俗文化財に指定されています。この技術を使って房総のむらで掘削した井戸の出水に至るまでの過程と、千葉県の貴重な伝統技術を未来に伝える展示・保存活動について紹介します。
講演2「本牧(ほんもく)あたりの昔のカニの話 -ハマの記憶とチバの未来-」
横浜産ショウジンガニ標本横浜産ショウジンガニ標本(ウィーン自然史博物館蔵)
14時15分から15時15分
県立中央博物館分館海の博物館 主任上席研究員 奧野 淳兒(おくの じゅんじ)

明治時代、海外との出入口であった横浜から日本各地のさまざまな動物の標本が海外に持ち出されました。ヨーロッパの博物館に現在も保管されているエビやカニなどの標本からわかる、当時の横浜の海辺の様子を紹介し、対岸にある千葉の海の未来について考えます。

問い合わせ

千葉県立中央博物館
電話 043-265-3111
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