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チーバくん

千葉県は令和5年6月15日に
誕生150周年を迎えました

県誕生から150年を振り返り、続いていく未来に思いを馳せる

CHIBA 150th

知事挨拶

 千葉県は上総、下総、安房の三国に分かれていました。明治4年7月の廃藩置県ののち、明治6年6月15日に木更津県と印旛県が合併して千葉県が設置されました。令和5年は、本県が誕生してから150年の節目の年となります。
 本県は、東京に隣接する地の利と三方を海に囲まれた豊かな自然を生かし、農業・水産業・醸造業によって発展し、終戦後は、東京湾岸地域に大規模な工業地帯が形成されるとともに、東京のベッドタウンとして急成長し、また、京葉道路や成田空港の整備により、県土の均衡ある発展が進み、平成には、幕張メッセがオープンし、東京湾アクアラインやつくばエクスプレスが開業するなど、バランスのとれた産業県として発展してきました。
 その一方で、首都圏にありながら、里山などの豊かな自然や広い野外空間に恵まれており、県内各地には多彩な文化資源があふれています。
 この150周年という機会に、このような様々な資源を生かして、本県ならではの事業を展開していくことで、地域の更なる活性化を図り、千葉のブランド価値を創出・向上させていくとともに、これまでの150年をしっかりと振り返り、県の歴史や文化を再認識し、文化芸術に触れ、体験するきっかけを作っていきたいと考えています。
 県民の皆さまには、次の世代に素晴らしい未来を残していけるよう、先人たちの努力に思いを馳せるとともに、続いていく未来(100年後の千葉県)をどう作っていくのかを考え、交流する機会となるよう、記念事業に注目して、参加していただきたいと思います。

千葉県知事熊谷 俊人