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更新日:令和6(2024)年3月29日

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風水害の特徴

風水害とは

  • 大雨、強風、高潮、波浪による被害を風水害といいます。
  • 暴風や大雨といった到来時期や規模をある程度予測できるものと、竜巻や集中豪雨のように予測の難しいものがあります。
  • ただし、地震や津波とは異なり、事前にある程度の予測はできます。
  • 天気予報などでしっかり情報を収集し、しっかりと備えましょう。

大雨による被害

大雨による被害

台風がもたらす雨は大量の雨が短期間(数時間から数日)のうちに広い範囲に降るため、河川が増水したり堤防が決壊したりして水害(浸水や洪水)が起こることがあります。近年は治水事業が進み、大河川の氾濫は少なくはなっていますが、都市部では周辺地域の開発が進んで保水(遊水)機能が低下していることもあり、水害に占める都市部の被害の割合が増えています。

また、雨により山やがけが崩れたり、土石流の発生などの土砂災害も起こります。雨による土砂災害の犠牲者が自然災害による死者数(地震・津波を除く)の中で大きな割合を占めるようになってきました。近年の宅地開発は都市郊外の丘陵地や急傾斜地を利用することが多く、宅地造成により新たながけが形成されることが土砂災害による被害を大きくしています。

竜巻などの強風による被害

竜巻による被害

竜巻は、発達した積乱雲に伴う強い上昇気流によって発生する激しい渦巻きです。台風や寒冷前線、低気圧など積乱雲が発生しやすい気象条件に伴って発生しやすくなっています。
日頃から、気象庁が発表する「竜巻注意情報」に注意するとともに、空の変化(発達した積乱雲が近づく兆し)に注意をしてください。真っ黒い雲が近づく、雷が鳴る、冷たい風が吹き出す、大粒の雨や「ひょう」が降り出すなどの積乱雲が近づいている「兆し」があれば、竜巻が発生する可能性があります。
日本では、竜巻は台風や寒冷前線、低気圧などに伴って、季節を問わず全国で発生していますが、特に、積乱雲が発達しやすい台風シーズンの9月、10月に、発生確認数が多くなっています。1年当たりの竜巻発生確認数は約20件(2007~2022年、海上竜巻を除く)となっています。

土砂災害

道路に崩れ落ちた土砂

土砂災害は、すさまじい破壊力をもつ土砂が、一瞬にして多くの人命や住宅などの財産を奪ってしまう恐ろしい災害です。

土砂災害から身を守るためには、私たち一人ひとりが土砂災害に対して日頃から備えておくことが重要です。ここでは、土砂災害から身を守るために最低限知っておくべき3つのポイントを紹介します。

1.お住まいの場所が、土砂災害警戒区域か確認しましょう。

2.土砂災害警戒情報や雨量の情報に注意する。

3.土砂災害警戒情報(警戒レベル4相当)で危険な場所から全員避難。

 

お問い合わせ

所属課室:防災危機管理部危機管理政策課地域防災支援室

電話番号:043-223-2176

ファックス番号:043-222-5208

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