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更新日:令和7(2025)年1月31日
ページ番号:724181
発達した積乱雲がもたらす大雨は、雷を伴って短時間に狭い範囲で激しく降ります。
降り始めから、わずか十分程度で中小河川が増水したり、低地や道路のアンダーパス(線路や道路をくぐる地下部分)が冠水し、災害が発生することがあります。
また、川の上流で降った大雨により急に増水し、大雨が降っていない下流で水難事故が発生することがあります。積乱雲は、「大気の状態が不安定」な気象条件で発生しやすくなります。
次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなし数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、長さ50から300キロメートル程度、幅20から50キロメートル程度の線状に伸びる強い降水域を線状降水帯といいます。線状降水帯による顕著な大雨によって、毎年のように数多くの甚大な災害が生じています。
線状降水帯が発生すると、大雨災害発生の危険度が急激に高まることがあるため、気象庁では、「線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけ」と「顕著な大雨に関する気象情報」を発表しています。
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      やや強い雨  |  
      強い雨  |  
      激しい雨  |  
      非常に激しい雨  |  
      猛烈な雨  |  
   
|---|---|---|---|---|---|
|   1時間雨量 (ミリメートル)  |  
      10ミリメートル以上 20ミリメートル未満  |  
      20ミリメートル以上 30ミリメートル未満  |  
      30ミリメートル以上 50ミリメートル未満  |  
      50ミリメートル以上 80ミリメートル未満  |  
      80ミリメートル以上  |  
   
|   受ける イメージ  |  
      ザーザーと降る  |  
      どしゃ降り  |  
      バケツをひっくり返したように降る  |  
      滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)  |  
      息苦しくなるような圧迫感がある恐怖を感ずる  |  
   
|   人への影響  |  
      地面からの跳ね返りで足元がぬれる  |  
      傘をさしていてもぬれる  |  
      傘をさしていてもぬれる  |  
      傘は全く役に立たなくなる  |  
      傘は全く役に立たなくなる  |  
   
 
     
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※画像は気象庁提供
|   関連リンク  |  
   
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       大雨による災害発生の危険度の高まりを地図上で確認できます。  |  
   
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