第43回九都県市合同防災訓練（千葉県会場）の実施について

発表日：令和4年10月11日
防災危機管理部防災対策課

　県では、県民の防災意識の高揚と防災関係機関の災害対策の充実強化を図るため、大規模な地震とそれに伴う津波の発生を想定し、第43回九都県市合同防災訓練の千葉県会場を10月23日日曜日に大網白里市において実施します。

防災について「見て」「体験して」「学べる」防災フェスタを開催予定ですので、ぜひ、会場にお越しください。

1　実施日時・場所（主な会場）

令和4年10月23日日曜日

時間：午前10時30分から午後2時00分まで　

場所：大網白里アリーナ（大網白里市上貝塚160）

内容：地震体験車やミニ重機の操縦、VRによる災害疑似体験コーナー等の防災関係機関による展示がありますので、是非、家族揃ってお越しください。また、芝生広場で災害用非常食等の提供も予定しています。

時間：午前10時00分から午後2時00分まで

場所：市立増穂北小学校（大網白里市上貝塚317）

内容：自主防災組織等による避難所設置運営訓練や応急給水訓練などを実施します。実際の避難所の様子を御覧になれますので、是非お越しください。

時間：午前10時00分から午前11時45分まで

場所：白里海岸市営駐車場（大網白里市南今泉4881-1）

内容：警察・消防機関・自衛隊などの救助機関による救出救助実動訓練やライフライン事業者による応急復旧訓練を実施します。

時間：午前11時30分から午後1時30分まで

場所：国保大網病院（大網白里市富田884）、山武消防南消防署（大網白里市富田860-1）

内容：医療関係団体等による応急救護所等設置運営訓練を実施します。

千葉県、大網白里市、公益財団法人千葉県消防協会

約100機関（県・市のほか、警察、消防機関、自衛隊、医療関係団体、ボランティア団体等）

約5,000人見込み

　千葉県東方沖を震源とする大地震が発生し、大網白里市では震度6強を観測、強い揺れによる家屋倒壊などの被害が多数発生し、ライフライン機能も麻痺している。また、沿岸部では津波が襲来し、沿岸部の建物倒壊が著しい。このような想定の下、救出救助などの実動訓練や避難所の運営訓練などを実施。

沿岸地域の特性を踏まえ、防災関係機関の連携や自助・共助・公助の相互の繋がりを強化するための訓練を実施するとともに、県民が減災への備えや発災時の心得などを学ぶ場を設け、県の防災力向上に資する。

県民の防災意識の高揚を図る訓練

（1）シェイクアウトや津波避難など地震発生時の行動確認

（2）自主防災組織や自治会を中心とした避難所の運営、要配慮者の支援活動

（3）防災に関する教育・体験・展示などを通じた防災啓発

防災機関の連携強化を図る訓練

（1）被災建物等からの被災者の救出、応急救護所の設置や傷病者のトリアージ活動

（2）ライフラインの応急復旧やボランティアの応援受入体制の確認

大網白里アリーナは、「JR大網駅」から大網白里市コミュニティバス「右回り」に乗車し、「大網白里アリーナ」で下車後、すぐです。また、「JR大網駅」から小湊バス「白子車庫行き」または「サンライズ九十九里行き」に乗車し、「アリーナ入口」で下車、徒歩15分です。
大網白里アリーナの駐車場を一般駐車場として開放しますが、台数に限りがありますので御注意ください。なお、白里小学校、瑞穂小学校、季美の森小学校（みどりが丘操車場経由）からそれぞれ、大網白里アリーナまでの無料シャトルバス（往復）を運行させる予定です。詳しくは大網白里市安全対策課（0475-70-0303）までお問い合わせください。
見学に際し手話通訳の希望がある場合は、県防災対策課まで事前にお申し出ください。
訓練にあたり会場周辺道路の交通規制をする場合があります。安全に配慮するため会場内も含め、係員の指示に従ってください。
白里海岸における訓練ではヘリコプターの飛行音やサイレン音などが生じます。皆様の御理解御協力をお願いします。