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更新日:令和4(2022)年4月20日

ページ番号:8662

東葛飾地区の農業

地図東葛飾地域は千葉県の北西部に位置し、市川市、船橋市、松戸市、野田市、柏市、流山市、我孫子、鎌ケ谷市、浦安市、の9市で構成され、面積は539.6平方キロメートルと県土の10.5%、人口は約283万人と県人口の約45%を占め、県内で最も都市化が進展している地域です。

 

葛飾管内は都市化の進んだ地域でありながら、少ない耕地を活用した農業生産が大変盛んで、大都市への農産物供給基地として重要な位置を占めています。

1.農家数

東葛飾地域の総農家数5,706戸のうち、販売農家は3,520戸(62%)、自給的農家は2,186戸(38%)となっており、自給的農家の割合が県平均33%より高くなっています。
一方で、個人経営体のうち、主業は1,093経営体(30%)、準主業は814経営体(23%)、副業的は1,687経営体(47%)であり、主業農家の割合は県平均の26%と比べて高くなっています。また、主業農家と準主業農家の合計の割合は、10年前の約54%に減少しています。

東葛飾管内の総農家・主副業別経営体数の推移のグラフ

 

東葛飾管内市町村別の販売農家と自給的農家のグラフ

東葛飾管内市町村別の主副業別農業経営体のグラフ

東葛飾管内市町村別の団体経営体のグラフ

【用語の定義】

  • 農家とは、経営耕地面積が10a以上の農業を営む世帯又は経営耕地面積が10a未満で年間農産物販売金額が15万円以上の世帯。
  • 販売農家とは、経営耕地面積が30a以上又は年間農産物販売金額が50万円以上の農家。
  • 自給的農家とは、経営耕地面積が30a未満又は年間農産物販売金額が50万円未満の農家。
  • 個人経営体とは、法人化していない一定規模以上の個人の農業者。販売農家とおおむね一致する。
  • 団体経営体とは、個人経営体以外の組織経営を行っている者の総称。
  • 主業経営体とは、農業所得が主(50%以上)で、年間60日以上従事している65歳未満の世帯員がいる個人経営体。
  • 準主業経営体とは、農外所得が主で、年間60日以上従事している65歳未満の世帯員がいる個人経営体。
  • 副業的経営体とは、年間60日以上従事している65歳未満の世帯員がいない個人経営体。

(出典:2020年農林業センサス)

2.耕地面積及び経営耕地面積

東葛飾地域の耕地面積は9,529haで、県全体の8%を占めています。管内では、水田3,775ha(40%)、畑5,761ha(60%)と、水田より畑が多くを占めています。
一方、経営耕地面積で見ると、水田3,012ha(51%)、畑2,223ha(38%)、樹園地681ha(11%)となっており、樹園地の面積及び占める割合が県内で最も高い地域です。

東葛飾管内市町村別の耕地面積のグラフ

東葛飾管内市町村別の経営耕地面積のグラフ

【用語の定義】

  • 耕地面積とは、航空写真を利用した面積調査用の地理情報システムで実測された面積。
  • 経営耕地面積とは、農林業センサス調査の農業者の回答に基づき、販売農家が作付けを行っている農地の面積。
  • 耕地面積には、経営耕地面積、自給的農家及び土地持ち非農家の所有する土地、耕作放棄地等を含む。

(参考)農林業センサス(経営耕地面積)と耕地面積統計の比較(PDF:141.7KB)(農林水産省資料)

(出典:令和3年耕地面積(作物統計調査)、2020年農林業センサス)

3.農業産出額

東葛飾地域の農業は、千葉県内5位の産出額であり、特に果実は1位で千葉県の45%、野菜は4位で14%を占めており、都市近郊農業が行われています。

 区分 農業産出額 構成比
令和2年東葛飾管内の農業産出額(単位:億円)
31.2 10%
野菜 184.9 59%
果実 48.9 16%
畜産 34.0 11%
その他 13.4 4%
312.4 100%

東葛飾地域の農業産出額の構成比のグラフ

東葛飾管内市町村別の農業産出額のグラフ

(出典:令和2年生産農業所得統計)

お問い合わせ

所属課室:農林水産部東葛飾農業事務所企画振興課

電話番号:04-7143-4122

ファックス番号:04-7144-8260

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