手賀沼の豊かな自然が魅力的な我孫子市。
独自の文化的な風土がいまもなお息づいています

杉山さん顔写真

テレワーカー 杉山佐保里さん

ジャンプするチーバくん

「自然を求めていた」という杉山佐保里さんが転居先に選んだのは我孫子市。昭和初期にかけて「北の鎌倉」と称された文化人の集う街には、手賀沼の豊かな自然が暮らしに潤いと彩りを添えています。仕事ではオンライン化を推進。新たな展開に取り組んでいます。

自然を求めていたことに気づいたら我孫子市を選んでいました。

実はハワイに移住する予定だったんです。親戚もいたし、何よりもあのおおらかな自然と開放的な雰囲気が大好き。夫と娘と家族で引っ越してしまおうと。
私の仕事は管理栄養士。2018年には自分の会社を立ち上げて、企業の社員食堂のメニュー改善の相談に乗ったり、移住を見据えて食育関連の講座のオンライン化に取り組んだりしていました。
ところが2020年にはコロナ禍に見舞われたために、海外への移住計画は白紙に。あらためてこの先どうしよう、と考えたときに、もともと自然に囲まれた場所で暮らしたいと思っていたのでそれを軸に移住先を検討しました。もともと実家は千葉県流山市でしたが、成人してからは千駄木、渋谷、麻布と都内の暮らしが続きました。とても充実した日々でしたが、どこかでちょっと環境を変えたかったのかもしれません。

セミナーはオンラインで開催。どこにいても多くの人に発信できます

埼玉県小川町なども候補に挙がりましたが、夫は都心勤務なので、通勤も考えて我孫子市に。賃貸の戸建て住宅を見つけて2021年3月に引っ越しました。また、それまで主催していた食育に関するセミナーや体質改善の講座などは対面での実施が難しくなったので、ハワイ移住のために進めていたオンライン化をさらに進めることに。緊急事態宣言が解除されてからは、セミナーや講座は対面とオンラインとを織り交ぜて実施しています。SNSのグループチャットを利用して100人以上の参加者にレッスンしたり、オンライン会議アプリで個別に食事の指導をしたり。デジタルツールの特性を見極めながら、使い分けています。

オンラインも取り込んだ試食会もおこないました。7月の会では、2会場をオンラインでつないで、4日間で会場では延べ30人、オンラインでは延べ50人の参加がありました。この方法なら対面の場合より多くの方に参加いただけますし、私がどこにいても開催できます。 今後はもっといろんな地域から開催できるといいなと思っています。
一方、実生活ではご近所でお友達もできました。一緒にパン教室を開いて地元の活性化にも貢献できたら、と思っています。
ここに住んでみて実感したのは手賀沼の自然の素晴らしさ。私がいちばん気に入っているのは、手賀大橋から見る夕日。家族で湖畔に立って、暮れていく夕日をじっと眺めている時間がとても好きです。
コロナによりオンライン化がすすみ、都心部に暮らさなくても自然な環境の中で好きな仕事ができ、心から充実した日々を送ることができています。

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