銚子は水産業に農業も日本有数の生産地。
人懐っこい方が多い温かみのある地域です。

伊藤さん顔写真

移住支援者 伊藤貴明さん

ジャンプするチーバくん

伊藤貴明さんは、銚子市内で移住支援団体「新銚子人」を立ち上げ、これから銚子市内に移住される方の相談に乗る活動を始めています。

移住したら知り合いがいなかった

2018年10月に移住支援団体「新銚子人」を立ち上げました。具体的には「知り合いが作れない」「こういう事がやりたいけれど、どこに繋がればいいかわからない」といった移住の際の課題に対してサポートをしています。また2019年中の立ち上げを目標にしているゲストハウスが出来れば、そこでも移住者サポートが出来ると考えています。私自身は移住者で、銚子への移住当初は手作り風船工場で働き、代表になることを考えていたのですが、現在はCOCO SEEDという事業を立ち上げて、ゲストハウスのオープン準備を進めています。元々は横浜に住んで都内に通勤する普通のサラリーマンでした。 移住したのは、都内の狭いところに詰め込まれた住み方が合わなかったからですね。移住当初、知り合いがいないし、どこに行ったらよいかわからなくて、2~3か月は自宅に籠りがちでしたし、特に何もすることがなかったのでとても暇でした(笑)。とても嫌な期間だったので、これから移住してくる人たちに同じ思いや苦労をしてもらいたくないなと思い、新銚子人を立ち上げました。

新銚子人の立ち上げ

立ち上げから、実はまだ目立った結果は出ていません。どこに移住者がいるかもわかりにくいもので、市役所の移住担当の方と連携して改善していこうと話しています。もともと、銚子市内に移住のお試し住宅があって、そこに滞在された方のところへ出向いて移住相談に乗るという予定でしたが、移住相談の拠点とするお試し住宅が無くなってしまいました。 やはり拠点が無いと移住者も困るはずなので、相談対応もできるゲストハウスをオープンしようと準備をしているところです。銚子に来ていただいたときに色々とお話が出来る場に出来れば良いなと思っています。

銚子は年中なにかしらのイベントがある

地元の方々は、新銚子人について好意的な方が多いので、一緒にイベントを始めたり、企画を考えたりしています。たとえば、銚子って魚の街の印象が強いためにあまり知られていないですが、日本有数の農業生産地です。それでキャベツ、トウモロコシ、メロンなどを作っている農家と協力してゲストハウスができたら農業体験などのツアープランを作ろうというお話をしています。 他に知られていないこととしては、銚子はイベントが多く、よさこい祭りや銚子マルシェ、軽トラ市、スマイルリンクなど、年中なにかしらのイベントがあり、それぞれコミュニティにもなっています。趣味の街でもあって、サーフィンしたり、釣りをしたり、ヨガ、ダンス、絵描きなどをやる人が多くいます。銚子に移住して一番思ったのは、みんな色んなことを楽しんでいて、地元の人はどんな形でも受け入れてくれる人たちがたくさんいて、また興味を持って話しかけてくれるところです。基本的な人間付き合いがちゃんとできれば、すごく銚子は良いところですよ。気候も冬は温かくて、夏は涼しくて、私自身エアコンを家に持っていないくらいです。都心からは特急利用で1時間50分くらいで、他県に比べれば近い距離ですよね。銚子市は、漁港関係や農業をされている方が多く、犬吠埼灯台もあって観光地。ただ観光地である点を活かしきれていないところもあるので、移住されてくる方は観光業や接客業も面白いかもしれません。

良い意味での適当さや人懐っこさ

実は、昔2年間住んでいたフィリピンの人たちに銚子の人たちの雰囲気がすごく似ていると気付きました。フィリピンは、たとえばLGBTの方や障がいのある方など、色んな人たちが普通に話したりして暮らしている場所でした。そして、銚子の人の人懐っこさとか、良い意味での適当さであったり気軽に打ち解けられる人柄にとても似ています。 そこで「新銚子人」のコンセプトにしていくものが多様性です。障がいのある人でも漁港で働く外国人でも分け隔てなく、様々な人が街にいて、普通に誰でも話ができるような街になればと思っています。

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銚子市銚子創生室
〒288-8601千葉県銚子市1若宮町1-1  
電話:0479-24-8912
メール:iju-info@city.choshi.lg.jp

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