東葛・湾岸ゾーンは、県北西部の
子育て支援が充実している地域です。

羽村さん顔写真

移住支援者 羽村太雅さん

ジャンプするチーバくん

 そんなエリアで活動する「柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)」会長の羽村太雅さんに、科学や自然と子育てとの関係性についてお聞きしました。

子育てをテーマに変わりゆく東葛エリア

県北西部の東葛エリアは子育てに力を入れているエリアで、柏、松戸、流山などそれぞれ地域別にも違いがあります。 たとえば、流山周辺は幼稚園以下のお子さんを持つ若い家族向け、松戸周辺は共働き世帯向け、柏周辺では教育熱心な家族向けなど住む人々の特徴に合わせた子育て支援が拡充されています。その中で、「柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)」は東京大学柏キャンパスの学生と柏を拠点に、天体観望や昆虫観察、農作業体験などから理科を学ぶプログラムを開発しています。 特に「理科の修学旅行」という合宿型スタディツアーは人気があり、都市部の子どもたちを、地方の山間地や県内では勝浦などの海岸に連れて行き、自然の中に興味関心を見つけ、自然体験の中で科学を学んでもらう自然体験ツアーです。

子どもの頃の自然体験が科学研究の原点

 

実験教室などでは、保護者の方から「どうやったら子どもがお兄さんお姉さんみたいに科学に関心がある人に成長しますか」という質問をされる事があります。KSELのメンバー内で話し合ったところ、共通して子どもの頃に何らかの自然体験活動をしていました。例えば学校帰りにオタマジャクシを捕まえたり、お父さんと山に登ったり。 そもそも自然観察や自然体験は自然科学研究の原点で、自然の中から興味関心を見出す発想力が大切です。子どもの頃の自然体験はサイエンティストの育成に繋がりますし、子ども自身の成長にも良い影響があります。

最新の科学研究に触れられる地域

KSELは、東京大学の学生が専門分野の自然科学の話を通じて、柏に住む方々と交流したいという想いから始まりました。この地域が東京大学・千葉大学など最新の科学研究拠点が集まるという特徴を生かし、「都市部でも自然体験を通じて最先端の科学に触れることができ、子育ても充実している街」として成長できるように活動しています。 東葛エリアは、柏、松戸、流山など、地域の子育て支援の特徴もそれぞれ異なりますし、子育て支援関係の団体は非常に多いので、各地域の子育て支援センターや市役所などに相談しながら、ご自身に合う地域を選んでみてはいかがでしょうか。

お問合せ

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羽村太雅さん

 

柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)
メール:ksel.sci@gmail.com

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